蠍座7度「深海潜水夫」のサビアン、蠍座8度「湖面を横ぎって輝く月」のサビアンについてです。
蠍座7度 深海潜水夫
深層意識の深いところに潜り込む。周りの環境や人々との違いに負けず、耐え続ける。強いプレシャーの中で力を発揮する。より大きなテーマに取り組む。深層意識の中を探る、見通す。人の奥深くにあるものを察知する。人や自分の深い所に触れようとする。
7度:落差による意欲
蠍座7度 深海潜水夫
ディグリー占星術 松村潔(著)
強い野心を抱くと今までの自分とそのターゲットの間には大きな圧力差が生まれるが、しかし、その圧力差こそが探求心を刺激することを知ります。息ができないくらい苦しい場合にも、それは手ごたえであり、意欲を刺激します。
※蠍座7度と8度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
水中では、深くなればなるほど、圧力が増します。

ターゲットとの大きな違い、圧迫に耐えて、生き抜く力。
深層意識の中を探る、見通す。
人の奥深くにあるものを察知する。
人や自分の深い所に触れたい、知りたい。
深く深く潜って、自分の自我を枠を超え、奥深くにある集合意識に向っていきます。
潜った時の圧力は深くなるほど圧力が増す
海やプールなどで水の中に潜ると、体に水圧(すいあつ) がかかります。
これは、水の重さが上から押してくるためです。
💧 簡単な仕組み
- 空気中では、私たちはすでに1気圧(約1kg/cm²) の空気の重さを受けています。
- そして水の中では、深く潜るほど上にある水の重さが増えていくため、圧力も強くなります。
🔹 具体例
- 水深0m(地上) → 1気圧(空気)
- 水深10m → 約2気圧(空気1+水の重さ1)
- 水深20m → 約3気圧
つまり、10m潜るごとに約1気圧ずつ増えるそうです。深くなるほど圧力が増します。
🫁 感じ方の例
潜ると耳や鼻、胸が少し「ギュッ」とするのは、この外からの圧力が強くなるため。
そのため、ダイバーは「耳抜き」で体の内圧を外圧に合わせます。
蠍座8度 湖面を横ぎって輝く月
内面に映ったものを見つめることで、深層意識からのメッセージや真実を受け取る。心の中に浮かび上がったものを、ただ見つめる、拾う。水面に映ったものを見ることによって、その奥にあるものを知覚し察知できる。ひらめき。
8度:落差の超越
蠍座8度 湖面を横切って輝く月
ディグリー占星術 松村潔(著)
自分がプレッシャーの強い状況に飛び込むのではなく、成果の方から飛び込んでくるのを静かに待つという姿勢を確立します。圧力関係が成り立つものでは、自分が動かなくなると、相手が動くことに気がつきます。
蠍座7度「深海潜水夫」のように、水中の深い所に潜らなくても、水面に映ったものを見ることによって、その奥にあるものを知覚・察知できる。浮かびあがってくるものを受けとめる。
湖ですので、ある程度の大人数の潜在意識や感情を見れるのはないでしょうか。
まとめ
蠍座7度と8度のサビアンシンボルについて。
蠍座7度 「深海潜水夫」 深層意識の深いところに潜り込む。周りの環境や人々との違いに負けず、耐え続ける。強いプレシャーの中で力を発揮する。より大きなテーマに取り組む。深層意識の中を探る、見通す。人の奥深くにあるものを察知する。人や自分の深い所に触れようとする。
蠍座8度 「湖面を横ぎって輝く月」 内面に映ったものを見つめることで、深層意識からのメッセージや真実を受け取る。心の中に浮かび上がったものを、ただ見つめる、拾う。水面に映ったものを見ることによって、その奥にあるものを知覚し察知できる。ひらめき。

