蠍座3度のサビアン「棟上げ式」、蠍座4度「火のともったろうそくを運ぶ若者」のサビアンについてです。
蠍座3度 棟上げ式
感謝と共に皆で同じ目標に向かい、助け合い、協力しながらうまく連携し、それぞれの役目を果たしていく。皆で調和しながら、感謝と喜びの波動で、それぞれが出来ることをやっていく。皆と協力し合いながら、分かち合ったり、何かを作り上げていく。皆で成長していく様子。
3度:生産性
蠍座3度 棟上げ式
ディグリー占星術 松村潔(著)
お互いに人格の殻を打ち破った後、共同で新しい構築をするという蠍座の基本姿勢がここで打ち出されます。蠍座は死と再生のサインといわれますが、いったん壊して、新しく共同で作り直すのです。
※蠍座3度と4度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

感謝と共に皆で同じ目標に向かい、助け合い、協力しながらうまく連携し、それぞれの役目を果たしていく。
皆で調和しながら、感謝と喜びの波動で、それぞれが出来ることをやっていく。
蠍座2度の「割れたビンとこぼれた香水」で一旦自分たちの殻や枠を壊した後、新たに皆と協力しながら良い人間関係を構築していく。新たな家を建てていくのです。
棟上げ式とは?
棟上げ式(むねあげしき)とは、家や建築の骨組みを組み立てて完成し、屋根の最も高い部分に「棟木(むなぎ)」を取り付ける日に行う儀式のことです。

取り付ける工程(棟上げ、建前)が無事に終わったことを祝い、今後の工事の安全と建物の完成を祈願する儀式だそうです。
棟上げ式とは、「家の完成への第一歩を祝う儀式」であり、「安全」「感謝」「喜び」を形にする文化的セレモニー。
目的
- 家が無事に完成するように神様へ感謝と祈願をする
- 建設に関わる大工さんや職人さんを労う
- 家主にとっては、夢の住まいが形になり始める“節目”を祝う日
行われること
- 棟梁や施主が神酒・塩・米などで建物を清める
- 餅まき(地域による)や乾杯などの祝い事を行う
- 昔は「建前(たてまえ)」とも呼ばれました
最近では略式で行う人が増えているそうで、集まってくれた大工さんたちなどに、感謝を伝えたり挨拶をしたりする機会という意味合いが強くなっているそうです。
上棟式を行い、家を建ててくれている大工さんや職人さんを労い、家が無事に完成するように祈願することで、大工さんとの信頼関係も深まり、家の完成後も相談しやすい関係を築け、棟上げ後の工事も円滑で気持ちよく進みやすくなるようです。
蠍座3度のサビアン「棟上げ式」としては、皆で無事に家が建つように(1つの方向に向かい)、感謝と共に目標に向って上手く進み、信頼関係を構築し、皆それぞれが良い形で協力していくことになります。
🌸スピリチュアル的な棟上げ式の意味
- 家のエネルギーが生まれ、場の波動を整えるセレモニー
- 天と地、人の意識をつなぐ神聖な節目
- 家という生命が息づき始める“誕生の儀式”
- 家族の未来を祝福する祈りの場
「天地と人をつなぐ」象徴
棟木(むなぎ)は、建物の一番高いところ=天と地の結び目。
神道的には「天(神)」と「地(人)」をつなぐ軸であり、棟上げは「この場が天と調和し、良い気が流れるように整える」意味を持ちます。
「感謝と祈り」のエネルギーを宿す
棟上げ式では神様や自然、職人への感謝を表します。
その感謝の波動は、家全体に「守りと調和のエネルギー」を定着させる働きがあるといわれます。
「家族の未来を祝福する」タイミング
棟上げの日は、“新しい人生のステージの誕生日”のようなもの。
この日に感じた喜びや感謝は、後の暮らしの「基礎の波動」となり、住む人の運気や人間関係にも影響すると考えられています。
蠍座3度 棟上げ式の考察
私のネイタルチャートの木星がこの蠍座3度のサビアン「棟上げ式」です。
木星は何かの発展や拡大、幸運などを表す天体です。
皆と何かを一緒にやる、何かに向って努力するとなると、意欲が湧いて頑張れたりしますが、私自身の1人のためにだと手抜きと言うか、そこそことか最低限しか頑張れなかったりします。みんなと一緒に、とか皆と何かを共有して、それぞれの才能や持ち味を生かした形で、それぞれが独立しながら、意志を同じくする目標に向かって進んでいくことに喜びを感じます。
ですので、木星にこの蠍座3度のサビアン「棟上げ式」があるのはとてもよく理解できます。それを私の仕事などに取り入れると発展していくのでしょうから、今後はそういう内容や仕組みを仕事の中にも組み込んでいきたいと思っています。
私の場合、月が天秤座なので、蠍座3度のサビアン「棟上げ式」でも、個性を全部壊してくっついて、みんな同じで同化しているというイメージよりは、それぞれが独立して、個性を発揮しながら、家のパーツを作っていて、そして1つのものが出来あがるという風な感じのイメージになります。
他の蠍座3度のサビアン「棟上げ式」を持ってる人の話も聞いてみたいところです。
蠍座4度 火のともったろうそくを運ぶ若者
交流を深め、もっと深い関係性になっていく。お互いなくてはならない重要な存在となる。男女の場合は性的なことも関連してきます。共有された情熱や情念、観念、皆で作り上げたものを引き継いでいく。
4度:普遍化→ 一般化する?
蠍座4度 火の灯ったロウソクを選ぶ若者
ディグリー占星術 松村潔(著)
深い関係の人との共同の中で人生を開拓していきます。深めるほどに感情は強い満足感を感じるという蠍座の基本姿勢をもっと安定したものにしていくのです。また、性的な結びつきの意義も発見します。
火の灯ったロウソクを見ていると、意識がロウソクの火に集中していったりしますよね。
1点に集中し、より親密に、交流を深め、より深い関係性になっていきます。
性的なことも関連しているかもしれません。お互いなくてはならない重要な存在となり、深い満足感を得ます。
1対1の場合もあれば、グループや仲間、会社などの組織に対してのケースもあります。
燃え続ける火は、情熱や情念、共有された観念などが続いていくということも指します。
共有された情熱や情念、蠍座3度で皆で作り上げたものを若者が運んでいく。引き継がれていくことを表しています。
まとめ
蠍座3度と4度のサビアンシンボルについて。
蠍座3度 「棟上げ式」 感謝と共に皆で同じ目標に向かい、助け合い、協力しながらうまく連携し、それぞれの役目を果たしていく。皆で調和しながら、感謝と喜びの波動で、それぞれが出来ることをやっていく。皆と協力し合いながら、分かち合ったり、何かを作り上げていく。皆で成長していく様子。
蠍座4度 「火のともったろうそくを運ぶ若者」 交流を深め、もっと深い関係性になっていく。お互いなくてはならない重要な存在となる。男女の場合は性的なことも関連してきます。共有された情熱や情念、観念、皆で作り上げたものを引き継いでいく。

