獅子座13度と14度のサビアンシンボル

獅子座13度と14度のサビアン 獅子座のサビアンシンボル

獅子座13度「揺れている年をとった船長」、獅子座14度「表現の機会を待つ人間の魂」についてです。

獅子座13度 揺れている年をとった船長

魅力的な話し手。話術で人を感動させたり引き込む。色んな体験をして人生を乗り越えてきたので、自分の体験からアドバイスが出来る人。人生の旅の案内人。話が面白い人。これまでの人生や過去を振り返り、その体験が自分にとってどういう意味を持ち、何を学んだのか理解する。

13度:カリスマ性

獅子座13度 揺れている年を取った船長
創作的アイディアを生み出すことを表します。他の人が思いつかないアイディアや創造的な霊感のようなものが出てきやすいでしょう。ストーリーテラーなど、小説を書くような創作能力を発揮することになります。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※獅子座13度と14度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

引退した船長さんのシンボル。海は私たちの深層心理や集合的無意識を表すシンボルで、見えない深い部分には、未知の可能性や恐れ、記憶が眠っているとされます。波や潮の満ち引きは、感情の起伏や人生のサイクルの象徴でもあります。船長は、それらの海を長年航海し、乗りこなしてきた人物です。船長は、旅の案内人でもあります。多くの人々を乗せて、安全な航海が出来るよう、導く人でもあります。人生の案内人でもあるということでしょうか。過去に沢山の人達に出会い、数々の体験をしているので、話題も豊富です。面白い体験談、危機に遭遇して乗り越えた話、珍しい貴重な経験。ゆったり揺れるリラックスチェアに座り、これまでの人生を思い返し、思いをはせ、じっくりと振り返ったり、誰かが来た時にはそれらの体験談を面白おかしく自由に語ることが出来ます。又、これまでの人生や過去を振り返り、その体験が自分にとってどういう意味を持ち、何を学んだのか理解し、それを語ることが出来る熟練者でもあるのでしょう。

獅子座の第3グループは「創造性の表現力を磨いて、いかに自分を印象づけるか」がテーマなので、そのカリスマ的存在ということは、皆が憧れるような魅力的な話し手で、人生経験も豊富、話術に長けた人物。どのように話せば心に響くか、皆が引き込まれるか知っている人ということになります。その人が話すと皆が目を輝かせて話を聞くような、優れたコミュニケーター、スピーチの名手、そういったイメージでしょうか。演出家や面白い話を創作する小説家や作家みたいな職業にも向いているかもしれませんね。

獅子座14度 表現の機会を待つ人間の魂 

時機を捉えて自己表現する。チャンスやタイミングを逃さず、状況に応じた効果的な表現をする。時機が来るまでじっくりと待つ。自分は何をしに生まれてきたのか?表現する機会、人間の人生そのもの。

14度:特異なものを日常的に浸透させる

獅子座14 表現の機会を待つ人間の魂  
創造意思や生み出したい欲求が実際に具体的な表現の場を手に入れることを表します。落としどころが見つかり、落ち着いた活動が展開されます。物書きや音楽家、演劇、お笑いなどいろいろです。

ディグリー占星術 松村潔(著)

自分の思い付きやアイディア、創作の構想、新しい創作物の発表。それらを発表するのにもタイミングがあります。映画を製作していて、それがパニック映画だったとしましょう。その映画が公開寸前だったとして、ちょうどその時期にもし大きな震災が起こったらどうでしょう?ただでさえ人々が大変な状況でパニックになっている時に、パニック映画を公開するのは良い時期ではないでしょう。時と場を選ぶ必要があります。売り出したり、表現していくにも最適な時期や場所というのがあるのです。

今までにない珍しいものを日常に浸透させていくには、アイディアや工夫が必要ですし、表現の方法や見せ方もそうですけれど、時期を察知する必要があります。

「表現の機会を待つ人間の魂」という象徴は、人が生まれてくる前、どの両親に生まれようかとその機会を待っている人間の魂のようなものを思い起こさせます。

人が生まれてくる前、魂は自分の課題を達成するために最適な両親を選んでこの地上に降りてきて、魂が肉体に宿ると言います。魂が肉体に宿る前は候補の両親の周りをうろつくこともあるそうです。

生まれて来て、自分を表現する機会をずっと待っているのだそうです。そう考えると、生まれてくるのもとても神秘的ですよね。

自分は本当には何をするためにこの両親に生まれてきたのか?この世で何を達成したいのか?自分をどう表現していくのか?人間の人生そのものがとても不思議で、奇跡的なものであること。最高のタイミングと時機で最適の肉体に宿っていることを知ると、驚くばかりです。

シュタイナーによると、人間は生まれてくる前に、その人生での自分の課題や出来事などを生まれてくる前の期間に人生全般の予習と言うか、ざぁ~と人生を凄いスピードで見るそうです。※時間の概念はこの3次元にはありますが、高レベルの次元では関係がないので、人生まるごとが一瞬で体験出来るそうです。

ほとんどの人はそれを覚えていませんが、デジャビュみたいな、過去にも同じ場面を経験したように感じる現象が起こるのは、その生まれてくる前の事前の仮りの人生体験で既にその出来事を見たことがあるからだそうです。

アカシックの先生のゲリー(ボーネル)の話では、人間の魂というのは本当は広大だそうで、その光り輝く広大な魂が、人間の肉体と言う小さな小さな器に入るのは奇跡的なそうです。圧縮率が凄いそうです。本当の自分というのは、本当は広大で輝く存在なのです。

日常生活でストレスを抱え、大変な思いをされて日々生活している人も沢山いらっしゃると思います。でも人間に生まれて来て、色んなことを体験・表現する機会やチャンスが出来たのですから、最大限に活かしていって欲しいと思います。色んな苦労・楽しいこと・様々な体験を通して自己表現しているということに気づいていってください。

作家やアーティスト、ミュージシャンだけが自己表現しているわけではありません。あなたもあなたの人生でいろんな経験をし、苦しんだり悩んだり、楽しんだり、笑ったり、泣いたり、道に迷ったりもしながら自己表現しているのです。

あなたがあなたの人生の主役!!
自分の人生の道をしっかりと歩んでいってください。

まとめ

獅子座13度と14度のサビアンシンボルについて。
獅子13度 「揺れている年をとった船長 魅力的な話し手。話術で人を感動させたり引き込む。色んな体験をして人生を乗り越えてきたので、自分の体験からアドバイスが出来る人。人生の旅の案内人。話が面白い人。これまでの人生や過去を振り返り、その体験が自分にとってどういう意味を持ち、何を学んだのか理解する。

獅子14度 「表現の機会を待つ人間の魂 時機を捉えて自己表現する。チャンスやタイミングを逃さず、状況に応じた効果的な表現をする。時機が来るまでじっくりと待つ。自分は何をしに生まれてきたのか?表現する機会、人間の人生そのもの。

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