乙女座15度と16度のサビアンシンボル

乙女座15度と16度のサビアン 乙女座のサビアンシンボル

乙女座15度「装飾されたハンカチーフ」、乙女座16度「オランウータン」のサビアンシンボルについてです。

上品で綺麗好き。プライドが高く、家柄や自分たちの豊かさや繁栄にしがみつき、その中だけで暮らしたいと望む。潔癖症的な部分を持つ。洗練された繊細で上品なものを好む。ある種の特権階級での暮らし。それらのもの以外は受け付けないような姿勢。

15度:力のピークと押しつけ力

乙女座15度 装飾されたハンカチーフ 
柔軟サインということもあり、外に出てしまうと自分の人格が汚されるような気分になります。そのため、奥ゆかしく外に出ないままでいるような性質があるでしょう。外に自己主張しないところで、ある種の頑固さが。つまり、裏返ったかたちでの押しつけの強さです。上品さや純粋さ、血筋的な優良性を押し出します。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※乙女座15度と16度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

乙女座14度の先祖や家系の影響で、自分は何もしていなくても守られてきた、そのような人々にとって、親族以外の外部の人々と交わることは理解できない価値観と接し、汚されるようなイメージを持ったりすることになります。貴族のお嬢様が庶民と接して、野蛮だと思うようなイメージでしょうか。家名や血縁を大切にし、他を排除し、その閉鎖的な場所のみが安全だと思っているような状態です。上品で、その特権階級の中でのみで生きたいという風なプライドを持ちます。

清潔さに強いこだわりがあり、自分たちの住む世界以外の人々と交わることを恐れたり、拒否して生きているような側面があるかもしれません。代々自分たちの血縁のみで生活してきているため、その他の概念や荒々しいエネルギーの中では自分はか弱く、生きていけないような弱さも持っています。そのため、家の中や自分の生活範囲内だけでいて、その他の外に出ていこうとしません。

第4グループ サビアン16~20度 人格形成の途上で排除してきた影に侵入され、それを新しい可能性として評価する。

野性的な生命力、無作法でパワフルな動物的な混沌としたエネルギー、もしくはそういうガサツで乱暴な人物が現れて困惑する。不愉快な思いをする。自分が拒絶してきたものが実際の人物や出来事として現れ、不快に思う。腹立たしく思う。嫌なこと、嫌な出来事に襲われることになりますが、これは自分が拒否してきた本来のパワーを取り戻す成長の過程です。

16度:殻が打ち破られる

乙女座16 オランウータン  
自分の人格を形成するために今まで排除してきた影の要素が、まとまって自分を襲撃してくることを表します。その影響を受け、狭い人格に閉じこもらないおおらかな乙女座が育ちます。

ディグリー占星術 松村潔(著)

サビアンでは、どのサイン(星座)も16度で反対のサインの影の影響が入り込んできます。乙女座では魚座の影響が入り込んできます。

乙女座の15度までは綺麗好きで上品に、余分なものを排除して人格形成してきました。でもこの16度でオランウータンのような野性的で毛むくじゃらの動物、乙女座の人にとってはびっくりするような動物のエネルギーが入ってくるのです。

きちんと管理してきた人が、コントロール出来ないような粗野で乱暴な人や嫌なものに出会うということを意味します。

これは本当は自分が切り捨ててきた自分の影の側面なのですけれど、実際に外からそういう人が現れて不快に感じたり、迷惑に思ったりします。嫌なこと、嫌な出来事に襲われることになりますが、これは自分が拒否してきた本来のパワーを取り戻す成長の過程です。

そういう野性的なもの、乱暴なもの、ガサツさ・・・嫌がれば嫌がるほど、激しく襲われることになります。

乙女座15度と16度のサビアンシンボルについて。
乙女15度 「装飾されたハンカチーフ 上品で綺麗好き。プライドが高く、家柄や自分たちの豊かさや繁栄にしがみつき、その中だけで暮らしたいと望む。潔癖症的な部分を持つ。洗練された繊細で上品なものを好む。ある種の特権階級での暮らし。それらのもの以外は受け付けないような姿勢。

乙女16 「オランウータン 野性的な生命力、無作法でパワフルな動物的な混沌としたエネルギー、もしくはそういうガサツで乱暴な人物が現れて困惑する。不愉快な思いをする。自分が拒絶してきたものが実際の人物や出来事として現れ、不快に思う。腹立たしく思う。嫌なこと、嫌な出来事に襲われることになりますが、これは本来のパワーを取り戻す成長の過程です。

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