蟹座17度と18度のサビアンシンボル

蟹座17度と18度のサビアン 蟹座のサビアンシンボル

昨日の太陽のサビアンシンボルは蟹座17度「知性と生命に成長する微生物」、
今日は蟹座18度「ヒヨコのために土をほじくる雌鳥」です。

蟹座17度 知性と生命に成長する微生物

自分の中にある微かなヒントやイメージから、大きなものから小さなものまで沢山の可能性が広がっていきます。小さなものが成長し、発展していく様子。自分の才能、小さな種子から可能性を広げ、成長し、花開いていきます。その種になるものを見つけ、成長させ、形にしていく過程。型にはまらない自由な発想で形にしていきます。

潜在的にある自分の才能を開花させ、自由に形にしていく能力を持っています。

微生物は、地球上の生物にとってなくてはならない重要な役割を担っているそうです。生物の死骸や枯葉などを好んで分解したり、下水に溶けているゴミや汚れを食べて分解して汚れた水を綺麗にしたり、植物と共存して植物の生長を助けるものもいるそうです。

人間のお腹の中には、沢山の微生物がいるそうです。私たち自身では作れないビタミンを作ってくれたり、人にとって良い働きをする有用菌、整腸作用のあるビフィズス菌などは有名ですよね。そして病原菌となる微生物もいますし、体内では沢山の微生物が共存しているのです。

沢山の微生物が存在する中で、それぞれの微生物が成長していって、増えたりする様子は、無限のパターンがあるのではないでしょうか。

蟹座17度の詩文は「知性と生命に成長する微生物」、もしくは「知性と生命に成長する胚芽」です。

胚芽は植物の種子の内部のやがて成長して芽になる部分のことであったり、卵子から胚芽→胎児→赤ちゃんへと成長していきます。

小さな微生物や胚芽が成長して、知性と生命になっていくというシンボルですから、とても神秘的ですよね。

17度:瓦礫の山で新たな希望を見出す

蟹座17度 知性と生命に成長する微生物
微細な可能性、ちょっとしたことでもかたちにしたいという思いを表します。職業や立場などの型にはまらない状態で、興味や可能性をかたちにしたり仕事にしたりする力がある。

ディグリー占星術 松村潔(著)

この度数のサビアンを持っている人だけでなく、人には何かしらの才能があるものです。誰かや自分からすると価値があると思っていなかったり、才能だと思わないようなものだってあるかもしれません。でも自分や誰かの中の小さな可能性や才能、思いに目を向けることによって、その種は成長し、花咲くようになるのです。その小さな可能性や才能に気づいていくことが重要だと思います。

自分の価値観で勝手にそれは才能じゃないとか切り捨てないようにしてあげてください。

※蟹座17度と18度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

蟹座18度 ヒヨコのために土をほじくる雌鳥 

自分の可能性を広げ成長するために、自分に合った方法や職業、場所を探します。自分の内面と社会的な活動や仕事が一致するような活動の場を探してそこで自分を育てていきます。

松村先生の本によると、ヒヨコは成長過程の蟹座の象徴で、土は山羊座を指すそうです!!

「ヒヨコ」は成長途上にある蟹座の象徴で、「土」は山羊座のことを示しています。うまく探せば「ヒヨコ」が成長する餌が見つかる―言いかえれば、就職情報誌を見て、何か自分に適合しそうな仕事はないかと物色している人を連想するとよいでしょう。

愛蔵版サビアン占星術 松村潔(著) 蟹座18度「ヒヨコのために土をほじくる雌鳥」から抜粋

「ヒヨコのために土をほじくる」といのは、ヒヨコの成長のために、エサを探したりするだけでなく、ヒヨコにとってより良い成長や活動の場所をあれこれと突っついてほじくり返し、ここはどうか?ああでもない、こうでもないと探しているのでしょう。土の山羊座は社会を表します。世間や社会でその子に合う場所はないのかと、土を突っついてほじくって探している内に、意図せず作物が育つようにその土壌を整えたり耕すことにもなります。

愛情を持ってヒヨコに餌を与え、あれこれと世話して育てる母鳥。この母鳥のように自分や周りの人を育てていきます。

吉田先生のサビはんカードにニワトリが餌と土を突っついてる様子が上手く描かれていますね。ニワトリって見てると、なぜだかよく土を突っついてますものね!!

蟹座16度で自分の人生設計を考え、蟹座17度で無限にある可能性の中から小さな種(微生物)を見つけて徐々に形を作り成長させ、蟹座18度では実際の社会で自分の構想や目的に最適な場所や職場などを探す作業へと発展していきます。

どれも自分や周りの人を育てていくプロセスですので、特にこのサビアン度数が自分の天体になくても、皆が当てはまるはずです。この雌鳥のように愛情を持ってじっくりと育てていってください。

18度:星に照応する古い記憶の探索

蟹座18度 ヒヨコのために土をほじくる雌鳥 
仕事をしたり社会参加したり具体的な活動をする時に、自分の本性に一番合ったものは何かを探していくことを表します。それによって社会の中での自分が育ちます。

ディグリー占星術 松村潔(著)

まとめ

蟹座17度と18度のサビアンシンボルについて。

蟹座17度 「知性と生命に成長する微生物 自分の中にある微かなヒントやイメージから、大きなものから小さなものまで沢山の可能性が広がっていきます。小さなものが成長し、発展していく様子。自分の才能、小さな種子から可能性を広げ、成長し、花開いていきます。その種になるものを見つけ、成長させ、形にしていく過程。型にはまらない自由な発想で形にしていきます。

蟹座18度 「ヒヨコのために土をほじくる雌鳥 自分の可能性を広げ成長するために、自分に合った方法や職業、場所を探します。自分の内面と社会的な活動や仕事が一致するような活動の場を探してそこで自分を育てていきます。

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