今日の太陽のサビアンシンボルは牡羊座3度「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」で、占星術では冥王星が山羊座から水瓶座へ移行するという(2023年3月23日)、最も大きな転換期の日でもあります。今後、多くの人や社会が大きな変換・改革の体験をすることになるでしょう。
明日の太陽のサビアンシンボルは牡羊座4度「隔離された歩道を歩く二人の恋人」です。
牡羊座3度 彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り
3度:生産性
牡羊座3度 彼の祖国のかたちをした男の横顔の浮き彫り
個人を超えた集団意識に染まり、この中で直感的な行動をします。地域の精神の無意識的な代表として振る舞います。牡羊座は実は最後まで、個人化されていない意識で活動しています。個人になるためには肉体に閉じ込められるという牡牛座の体験をしなくてはなりません。
ディグリー占星術 松村潔(著)
この牡羊座3度「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」は地域や国の集団意識を指しますから、そこに冥王星が山羊座から水瓶座へ移動が加わると、人々のこれまでの価値観や色んな体制が長期的に見てガラリと変わっていくことになります。前回、冥王星が水瓶座にあった時代にアメリカの独立戦争やフランス革命が起こっているので、今後一体何が起こるやら、恐いような楽しいようなそんなワクワク感で一杯です。
水瓶座は自由と平等、改革、パソコン、コンピューターなどと関連しています。
先日、高野山の宿坊に泊まってて水筒がなくなったので、食事をした場所に忘れたのではないかと思って見に行ったのですね。掃除機の音が聞こえたので、忘れていないか聞いてみようと思って障子を開けたら、なんと人はおらず、お掃除ロボットがウィ~~ンと広い和室を掃除してました・・・・。メーカーまでは見てないのでルンバだったかどうかはわかりませんけれど、お寺でお掃除ロボットが掃除してるのにびっくり!!確かに段差のないあの広い和室を掃除するのにお掃除ロボットが適任でしょう!!
私は前世で日本の真言密教系のお坊さんで、とても辛い修行で逃げ出したかったという前世がありまして・・・しばらく酷いトラウマにもなってました。毎日の廊下の拭き掃除やら、畳の掃除・・・。
今の時代ではお掃除ロボットがするのか!!
私にとってはお寺でお掃除ロボットが掃除する光景がなんだか衝撃的でした。
話を戻します。今後は益々コンピューターが発達して便利になっていくでしょう。
色んな職業が減ったりなくなっていくと言われています。そういう職業に就いている人はロボットやAIに仕事をとられると思うかもしれません。でも考えようによっては人間のチャンスでもあります。実務的なことや何かの作業はコンピューターやAIに任せて、もっとのんびり生活出来ますし、人間はもっと創造的な分野で能力を発揮していけばよいのです。瞑想や精神的な成長のためにもっと時間を費やすことが出来るということでもあります。使い方次第ですけれど、もっと豊かなことに時間をかけることが出来るようになるのです。
変化を恐れていると、その間ずっと辛いですけれど、飛び込んでみると、最初は苦労することがあっても、良いものに変容していくのではないでしょうか。
※牡羊座3度と4度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています
牡羊座4度 隔離された歩道を歩く二人の恋人
『歩道を歩く二人の恋人』となっていますが、恋人だけでなく、とても親密な関係であればどんな形でもその環境に馴染む助けとなります。上司や友人、親子、ご近所の親切な人、色んなケースがあるかと思います。
例えば結婚した新居でとか、引っ越しして外には誰も知っている人がいなかったとします。優しい旦那さんといることで安心してその見知らぬ土地でもやっていくことが出来たり、転校して誰も学校で知ってる人がいなくても、親友ができてそれで楽しく学校に溶け込めるようになったとか、そんなイメージでしょうか。
もちろん恋人との可能性もあります。
4度:普遍化
牡羊座4度 隔離された歩道を歩く二人の恋人
より深く環境に関わるために、手助けになる人との親密な関係を作ります。そのことで環境に適応します。他に誰もいない。そこでの親密な交流です。
ディグリー占星術 松村潔(著)
特定の人との親密な交流により、より深く環境に関わっていくことが出来ます。
まとめ
2023年3月23日は冥王星が山羊座から水瓶座へ移動します。牡羊座3度と4度のサビアンシンボルについて。
牡羊座3度 「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」 地域や国の集団意識的な行動。
牡羊座4度 「牡羊座4度 隔離された歩道を歩く二人の恋人」 特定の人との親密な交流により、より深く環境に関わっていくことが出来ます。