双子座7度と8度のサビアンシンボル

双子座7度と8度のサビアン 占星術・サビアンシンボル

昨日の太陽のサビアンシンボルは双子座7度「時代遅れの井戸」、
今日は双子座8度「産業労働者のストライキ」です。

双子座7度 時代遅れの井戸

双子座6度の油田のイメージが井戸に変わり、7度では井戸の水をくみ上げます。油田の掘削はビッグビジネスですけれど、井戸だともう少し身近な場面のイメージでしょうか。
水は人間には不可欠なもので、状況にもよりますけれど、水を一滴も飲まないと、3日とか4~5日程度で死んでしまうと言われています。人は水なしでは長く生きられないのですね。

そのようなとても大事な水を地下からくみ上げてくるのですから、恵みの水と言えるでしょう。

双子座7度は「時代遅れの井戸」というシンボルです。サビアンシンボルが出来たのは1920年代で、100年前は井戸はよく使われているものだったのかもしれません。現代の日常生活では水道の蛇口をひねれば、水が出る方が便利で楽です。井戸も情緒あふれる景色で何かの用途の時には有効に使えるかもしれませんけれど、実際に水を使う場面でわざわざ地下から水をくみあげるのは面倒でもあります。時代遅れの井戸と最新式の井戸、一方では井戸、もう一方では水道を使っている、旧式と新型、楽で手間がかからない方式と大変な苦労が伴うなど、何かしらの格差があるというシンボルです。そしてその格差はあるけれど、頑張ったり工夫してどうにかしていこうというのがこの度数の特徴です。

自分の奥深くに何かの才能や能力、恵みの源泉があり、それを取り出して、人々に分け与えます。

7度:落差による意欲

双子座7度 時代遅れの井戸 
6度の競争で発生した勝者と敗者の落差です。資本家と労働者のような落差が生まれてきた時に、それは永遠の断絶が生まれるわけではなく、雇う・雇われるという関係などが発生します。どんな生まれ育ちでも努力すればドリームを手に入れることができます。。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※双子座7度と8度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

双子座8度 産業労働者のストライキ

格差や不平等、優劣、立場の差を埋めたり、変えるために立ち上がります。これまでの状況や環境での不満を訴え、改善されなければ働かない、これまで通りにはしないという態度を示します。

自分側の立場や環境を変えるために立ち上がり、強い意思表示をするということになります。

特定の階級や立場の人々のみ優遇されるというシステムなどは不満を持つ人々も多いことになります。

1人では訴えても相手にされにくいため、大勢の人と組んで主張します。同じ立場の人や理解してくれる人などに相談したり、団結して訴えかけるとよいでしょう。

ストライキの規模は人それぞれです。社会運動として大きな改革をしたり、したいと思う人もいれば、家庭で親に自分の意見を言って主張を通すためにする喧嘩みたいな小さな範囲での場合もあるでしょう。サビアンシンボルが「産業労働者のストライキ」ですので、仕事関連、経済面での不平等や優劣に関連する事柄が多いかもしれません。

何らかの形で自分たちの立場や不平等だと思える環境や差別する人々と戦い、よりよい地位や立場、給料、待遇などを勝ち取ろうとします。そしてそれらの格差をなくしていったり、乗り越えていくよう努力します。

8度:落差の超越

双子座8度 産業労働者のストライキ 
7度で生じた資本家と労働者という格差を転覆するために、ストライキを起こし、立場を逆転させようとする行動が発生します。知的な意味では意味の逆転などが関わっています。いろいろな抜け穴を探すという力です。

ディグリー占星術 松村潔(著)

サビアンの1度~30度の内、まだ初めの方の8度なのでまだ難しいかもしれませんが、それぞれの立場、お互いが満足するようなWin-Winの関係性を築いていけるとよいですね。

まとめ

双子座7度と8度のサビアンシンボルについて。

双子座7度 「時代遅れの井戸 自分の奥深くに何かの才能や能力、恵みの源泉があり、それを取り出して、人々に分け与えます。  

双子座8度 「産業労働者のストライキ 格差や不平等、優劣、立場の差を埋めたり、変えるために立ち上がります。これまでの状況や環境での不満を訴え、改善されなければ働かない、これまで通りにはしないという態度を示します。

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