獅子座3度と4度のサビアンシンボル

獅子座3度と4度のサビアン 獅子座のサビアンシンボル

獅子座3度「髪型をボブにした女」、獅子座4度「正装した男と角を刈られた鹿」についてです。

獅子座3度 髪型をボブにした女

周りを気にせず、自分を好きな風に表現したりアピールする。堂々と自分の意見を言い、自立した強い自分を打ち出す。規範に捕らわれず、自由にパワフルに活動する。時には周りと調和せず、変わり者とか、浮いた存在になってしまうこともあるかもしれません。

3度:生産性

獅子座3度 髪型をボブにした女
火の元素を土の元素から分離して、永遠に変わらない生命力としての火を重視するという姿勢を打ち出します。年齢相応の器としての土の元素、すなわち肉体には振り回されないという宣言です。もちろん、獅子座はこの姿勢をずっと貫きます。

ディグリー占星術 松村潔(著)

ボブヘアは約100年前、特に1920年代に流行しました。ちょうどサビアンの詩文が作られた頃ですね。この時期、ボブカットは女性の社会的地位や自由を象徴するスタイルとして広まりました。ボブヘアは、当時のファッションや文化の変化を反映し、特に第一次世界大戦後の女性の解放感と関連付けられていたそうです。このスタイルは、従来の長い髪を切り、短くすることで、女性の独立性や現代性を表現し、当時の社会において「反抗的」な象徴とされ、特に自由を求める女性たちによって支持されました。髪を短くすることは、伝統的な女性像からの脱却を意味していたそうです。

現代では女性のボブカットは一般化されていますが、その当時は髪型をボブにすることで、それまでの規範や伝統的な女性像から脱却し、女性の独立や自由、女性の権利を主張する反抗的で、強く、自立した女性像を打ち出す態度の象徴であったわけです。

ですので、「髪型をボブにした女」の象徴は、社会や周りに合わせず、堂々と自分の意見を言い、好きな風に自分をアピールしたり、行動し、自分らしさを表現していくという意味になるのだと思います。自分の主張を通すため、周りとも戦うでしょうから、目立つ存在になるでしょう。

自分の若々しさ、自由、自分らしく、輝く生きる姿を斬新なファッションで表現していく。服装だけでなく、色んな形で表現していく姿を描いています。

※獅子座3度と4度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

獅子座4度 正装した男と角を刈られた鹿 

自信を持って自分自身を表現する。自分の才能や能力をアピールし、強さ、若々しさ、実力を誇示する。自分の強さや内から湧き上がる創造のエネルギーを他者に証明しようとする。自慢は程ほどにしましょう。

4度:普遍化

獅子4 正装した男と角を刈られたシカ 
伝統的で古いけど、そういうものの中にある勇気や雄々しさ、強くあることなどの普遍的なスタイルに自身を重ね合わせて、気合の入った人生を作り出していきます。同じタイプの人々に共感します。

ディグリー占星術 松村潔(著)

創作衝動、内から湧き上がる創造力、楽しみ、生命力や若さを発揮し、証明しようとするため、自慢するという風にもなりやすいです。

獅子座3度の髪型をボブにした女は、伝統的な貞淑な女性ではなく、強くたくましく生きる新しい女性のイメージでしたけれど、獅子座4度の「正装した男と角を刈られた鹿」のシンボルの男性は正装した伝統的な強い男性のイメージです。

鹿の角は「骨」でできていて、種類や性別によりますが、主にオスの鹿は毎年角を生え替えます。
ですので、もし「角を刈られた(切られた)」場合でも、命に関わることはなく、時間がたてばまた生えてくるそうです。角はオス同士の力比べやメスを引きつけるディスプレイに使われ、刈られてしまうとその年の力比べには不利になるらしいです。

正装した強い男性と角を刈られた鹿。たぶん鹿の角を刈った人間と、角を刈られてしまった鹿という構図でしょう。狩りで勝負に勝った男と負けた動物。自分の強さや力を誇示しているわけです。

狩りでしとめた獲物の動物をはく製にして飾っている人もいますよね。

「自分は強いんだぞー」、「鹿の角を刈ってやったよ」とか言って、見せびらかしているというわけです。一緒に並べられると、鹿もなんだか気の毒ですよね。

獅子座の人は自分のことをアピールしたがり、称賛されることを好みますけれど、自慢ばかりしていると、(わざわざ口には出さなくても)周囲の人から嫌われたりしますので、お気をつけて。

鹿の角が切られたら?

鹿は角を切られても、生存には直接支障はなく、翌年にはまた新しい角が伸びるそうです。

鹿の角が切られたら、どのように再生するのか?

切られた直後(角切除後、切り口)

春の袋角(血管と神経を含む柔らかい皮膚)

夏の硬化(骨化して骨状に)

秋〜冬の完成した硬い角

こんな風な感じで角が再生するらしいです。

角が完全に硬化している(秋〜冬ごろ)なら、根元で切ってもシカはほとんど痛みを感じないそうです。

春〜夏にかけての「袋角(ふくろづの)」の時期は、角の中に血管や神経が通っており、切ると出血や強い痛みがあります。

鹿の角は完全に骨質化した後、春に自然に脱落し、その後再生されるという年次サイクルを持つ唯一の哺乳類器官だそうです。鹿の角は毎年生え変わるようで良かった!

まとめ

獅子座3度と4度のサビアンシンボルについて。
獅子座3度 「髪型をボブにした女 周りを気にせず、自分を好きな風に表現したりアピールする。堂々と自分の意見を言い、自立した強い自分を打ち出す。規範に捕らわれず、自由にパワフルに活動する。時には周りと調和せず、変わり者とか、浮いた存在になってしまうこともあるかもしれません。 

獅子4度 「正装した男と角を刈られた鹿 自信を持って自分自身を表現する。自分の才能や能力をアピールし、強さ、若々しさ、実力を誇示する。自分の強さや内から湧き上がる創造のエネルギーを他者に証明しようとする。自慢は程ほどにしましょう。

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