獅子座17度と18度のサビアンシンボル

獅子座17度と18度のサビアン 獅子座のサビアンシンボル

獅子座17度「ベストを着ていない聖歌隊」、獅子座18度「化学の先生」のサビアンシンボルについてです。

獅子座17度 ベストを着ていない聖歌隊

日常生活の中で楽しみ、喜びを見つける。自分がスポットライトを浴びたり、注目されたりしていない時にでも、楽しめて、喜びを感じる体験。周りの人に合わせ、皆と一つになる喜びを感じる。

17度:瓦礫の山で新たな希望を見出す

獅子座17度 ベストを着ていない聖歌隊 
リラックスした日常の中で、楽しいことを見つけ出す力を表します。本来期待するべきものではないものにも、実は創造的な可能性がいくらでもあることを発見することになります。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※獅子座17度と18度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

「ベストを着ていない聖歌隊」 コンサートや正式な礼拝の時ではなく、普段の練習の時とか、気取らず、気楽な雰囲気の中で歌っている聖歌隊のイメージでしょうか。本来の出番の時ではなく、日常の練習や生活の中で楽しみ、喜びを見つける。自分がスポットライトを浴びたり、注目されたりしていない時にでも、楽しめて、喜びを感じる。これはこれまでの獅子座にはない、新しい体験となります。

「聖歌隊」なので、周りの人達に合わせて歌っている姿です。周りの人の音やリズムに合わせ、皆と一つになって歌う喜びを感じているのです。これまでの獅子座と違って、周りの人に合わせることが出来るようになってくるという意味にもなります。

15度までの獅子座は自分が創造性を発揮し、目立って注目を浴びることによって感情が高ぶり、満足感を得ていました。普段の何気ない時にでも、誰かが見ていなくても、喜び、楽しみ、満足できるようになるというのは、獅子座の幅を広げていくことに繋がります。とにかく自分中心でないと満足できなかった獅子座が、その他大勢の中の一人という立場でも幸せを感じることが出来る。他人に合わせたり、理解し、思いやったり、気遣いが出来る人へと変わってくるということになります。

獅子座18度 化学の先生 

自分なりのやり方で構造や性質、変化する様子を観察し、研究する。客観的に冷静に物事を見る。変化に適応する。新しいものを生み出していく。他者の様子や変化にも気づく。周囲に目を配るようになる。根底にある法則を知る。化学変化を起こす。

18度:星に照応する古い記憶の探索

獅子座18 化学の先生  
一般常識に縛られずにみんなと同じようなことはしないで自分の好きなことを生かしながら生きようとする。その方法の模索です。抜け穴の発見。

ディグリー占星術 松村潔(著)

化学は物質の性質や変化の仕組みを研究する学問です。原子や分子がどんな形で結びついているかなど物質の構造を調べたり、物質の性質を理解したり、物質の変化(化学反応)を研究したりします。又、新しい物質や材料を作ったりもします。医薬品・プラスチック・電池材料・化粧品など、化学は日常生活のほぼ全ての製品に関わっているのです。

AとBを組み合わせると〇〇が出来る。鉄が酸素と結びついて錆になる。その素材にはどんな特徴があるか。温度を上げたり、発酵させたり、分解したりと色んな実験し、様々な物質を組み合わせたり変化させる。新しいものを作りだしたり、発見する。

獅子座は自分の創造的表現、自分自身や自分から湧き上がる欲求や欲望にしか興味がなかったようなところがありましたけれど、獅子座18度の「化学の先生」の度数では、自分以外の周囲の物質や構造、性質を理解するようになります。自分以外の他の対象にも目を向け、研究するようになるのです。

人間に当てはめると、他者の様子や性質、状態、変化を観察し、気を配るようになるという意味になります。
奥さんAが忙しい時に、お願い事をすると、いつも怒る、とか。
Aさんが忙しい時+お願い事をする⇒怒られる、不機嫌になる。
不機嫌なAさんに+美味しいケーキを与える⇒機嫌が直って喜ばれる。
 人間の実験になるでしょうか。
自分のことしか考えていなかった獅子座が他者のことも理解するようになると、関係性も変化します。

何か1つのことを観察したり、研究していると、その対象の性質や傾向、根底にある法則が見えてくることがあります。自分のオリジナルの方法で、新しいことを開発していくのは楽しいに違いありません。

まとめ

獅子座17度と18度のサビアンシンボルについて。
獅子座17度 「ベストを着ていない聖歌隊 日常生活の中で楽しみ、喜びを見つける。自分がスポットライトを浴びたり、注目されたりしていない時にでも、楽しめて、喜びを感じる体験。周りの人に合わせ、皆と一つになる喜びを感じる。 

獅子座18 「化学の先生 自分なりのやり方で構造や性質、変化する様子を観察し、研究する。客観的に冷静に物事を見る。変化に適応する。新しいものを生み出していく。他者の様子や変化にも気づく。周囲に目を配るようになる。根底にある法則を知る。化学変化を起こす。

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