天秤座9度「アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠」、天秤座10度「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」のサビアンについてです。
天秤座9度 アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠
人生の方向を示してくれる人達を手本や目標としてその人の思想・生き方や人生観を考え、取り入れていく。共感した考え方や方法などを紹介し、広めていく。
9度:サインなりの哲学
天秤座9度 アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠
ディグリー占星術 松村潔(著)
さまざまな人の人生を見て、比較しながら、知恵を得るという天秤座特有のやり方を示しています。
※天秤座9度と10度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
人生で指針になる人を見つけ、生き方や方法の参考にしていく様子。色んな人達の人生を比較して、良い所、自分に合いそうなものを吸収していきます。
アートギャラリーで飾られているというシンボルですので、人々に展示物を見せています。自分の中だけで留まらず、そういう人達の思想や考え方で共感した部分を広めていくことにも関連しています。
例えば、スティーブ・ジョブズがiPhoneなどを世に送り出した革新的な実業家でAppleで成功したので、スティーブ・ジョブズの本は沢山ありますよね。皆がそういう成功した人がどういう風に考え、どのように会社を創業し、事業で成功していったかを知りたいわけです。
世界で活躍する起業家たちも、学生時代に心に芽生えた小さなひらめきや情熱を信じて、一歩を踏み出したところから、夢が形になっていきました。誰もが最初は皆、0からスタートしているわけです。
もちろん既にある企業に就職する人も大勢いるかと思います。普通のサラリーマンやOLさん、パートさんでも、こうなったらいいなとか、誰か自分がそうなりたいなと思うような人はいるのではないかと思います。
- あなたはどのような人に憧れますか?
- どのような夢がありますか?
- どのような人を参考にしたいですか?
自分がなりたいもの、心惹かれる人、その人のようになりたい人が、どのような人生を送り、どのように考え、試練や苦労を乗り越えてきたか知り、自分もそのように近づいくように、少しでもその思想や方法を取り入れてみてはどうでしょうか?
天秤座9度 アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠 天王星
私のネイタルチャートの天王星はこの天秤座9度「アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠」の度数です。
私の中で目指したり参考にしている人達が何故かちょうど3人いて、それぞれの生き方、考え方、対応の仕方などを見習い、参考にしていて、ひらめきの源泉にもなっています。
天王星はインスピレーション、改革、革新、自由、型破り、みたいな意味を持つ天体です。
それぞれの良い所、生き方や考え方、行動力、思想などに共感し、その人たちのようになりたいと思って努力もしています。(程遠いですが)
そしてそれぞれがその時代では革新的な人達でもあります。

私はこの人たちに強く影響されていて、常にアイディアやら何かのインスピレーションをもたらしてくれる存在で、指針となり、その人たちの考え方や方法、その存在達の素晴らしい部分を伝えていきたいとも思っています。
天秤座10度 危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー
色んな試練や課題に立ち向かい、努力して克服していく。人生の浮き沈みを体験し、大変な時の切り抜け方などをアドバイスしていく。大きな視点で物事が見え、ポイントがわかる。良いアドバイザー。
10度:外と関わる
天秤座10度 危険な流れを抜け安全な場所に辿り着いたカヌー
ディグリー占星術 松村潔(著)
今まで挫折したり、また這い上がったりというような人生経験の知恵や人生の様相について他の人にそれを語り、説いていくことになります。
カヌーで川を下るというシンボルです。カヌーは小舟でとても不安定です。機械がやってくれるのではなく、自分で櫂(かい)を使って水を漕ぎ進まなくてはなりません。そして操作が上手くいかないと、ひっくり返ってしまったりもする、危ない小舟とも言えます。
乗りこなすのに、技術が必要で、かなり努力をしながら、進んでいかねばなりません。天候や地形、川の流れ、障害物、タイミングなどを瞬時に判断して進んでいく必要があります。目の前のことにも最大限に気づいている必要がありますが、それだけでも進めません。
人生の色んな浮き沈み、流れ、環境など多角的に色んなことを考慮しながら、進んでいく必要があります。
目の前のことだけに囚われていると、人生の大きなポイント、危険や課題が何なのか、またどうしていったらよいかの方向性が定まらず、危ない流れ、悪い流れに巻き込まれ、障害物に衝突するかもしれません。即座に物事を判断し、客観的に大きな視点で見極められないと、危機を脱出するのが難しくなります。大変な苦労や危機を乗り越えていく必要があります。

人生のいろんな出来事を体験し、成功したり、失敗して挫折したり、大変なことを体験してそれを乗り越え、安全で穏やかなところに辿り着いた人でないと、語れないこともあります。
とても良いアドバイザーにもなれるでしょう。
まとめ
天秤座9度と10度のサビアンシンボルについて。
天秤座9度 「アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠」 人生の方向を示してくれる人達を手本や目標としてその人の思想・生き方や人生観を考え、取り入れていく。共感した考え方や方法などを紹介し、広めていく。
天秤座10度 「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」 色んな試練や課題に立ち向かい、努力して克服していく。人生の浮き沈みを体験し、大変な時の切り抜け方などをアドバイスしていく。大きな視点で物事が見え、ポイントがわかる。良いアドバイザー。