蠍座9度と10度のサビアンシンボル

蠍座9度と10度のサビアン 蠍座のサビアンシンボル

蠍座9度「歯科の仕事」のサビアン、蠍座10度「親睦夕食会」についてです。

不可能そうに思えることでも、取り組む。目的に向って、今ある常識や考えを打ち破り、斬新な考えで行動、追及していく。それは無理だというようなな一般の意見は聞かずに、どんなことにもチャレンジしていく。深く追求していく。壁をぶち抜く。常に工夫し、技術を学び、色んなことを試す。現状を変化させる。職人気質。

9度:サインなりの哲学

蠍座9度 歯科の仕事 
必要とあれば、どんな壁でも突破していくという姿勢です。つまり現代人は歯が痛むのが当然の暮らしをしている。ならば、それを技術的に解決していこうということです。掘り下げるというのは、限界を超えていくという意味でもあります。蠍座は常に壁を超えようとするのです。

ディグリー占星術 松村潔(著)

身体の皮膚とかと違い、歯はとても頑丈ですよね。硬くて変わらないものを、器械で削ってでも掘り下げ、より良いものに変えていく。突破していこうとする。職人気質。

※蠍座9度と10度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

現代の都心では歯医者は町にいくつもありますけれど、昔は歯を抜くのだって、麻酔や痛み止めがないので、とても大変だったに違いありません。

サビはんカードの蠍座9度ですと、ペンチで歯を抜いている歯医者さんになっています。歯を抜く仕事というのは、昔からあったようです。

現代だと歯医者は当たり前になっていますけれど、、、、最初に機械を口の中に入れて、歯を削ったりして虫歯の治療しようなどといったい誰がやり始めたのでしょうか。なんて恐ろしいことを思いついたのでしょうか!!よくそんなことを考えましたよね。

どんなに大変なことでも、やり遂げる!!歯が硬いならば、器械で削ってしまえ!!なんて恐ろしいことを考えたのでしょうか。

不可能そうに思えることでも、取り組む。深く掘っていく。目的に向って、今ある常識や考えを打ち破り、斬新な考えで行動、追及していく。そんなの無理だという風な一般の意見は聞かずに、チャレンジしていく。深く追求していきます。

現代では、歯医者は一般的になり、不可能そうに思えることではありません。古代から現代にかけて歯医者が発展してきた様子、日本の江戸時代の歯医者、人々が工夫し、技術を磨いてきた様子を紹介したいと思います。

🏺【1】昔の歯医者(古代〜中世)
古代エジプト・ギリシャ時代

  • すでに歯痛や虫歯の治療が行われていました。
  • ミイラの歯には「詰め物(麻や金属)」が発見されています。
  • 医者というよりも、「職人や呪術師」が歯を抜いたりしていました。

    中世ヨーロッパ
  • 器具は原始的で、痛み止めも麻酔もなく、力任せに抜歯していました。
  • 「理髪師(バーバー)」が歯の治療をしていました。※髪を切るついでに「歯を抜く」仕事も担当。

    その根拠
  • エジプトのミイラの歯に「金属線で固定された歯」や「麻の詰め物」が発見されています。
  • 古代ギリシャでは医師ヒポクラテスやアリストテレスが「虫歯の治療や抜歯法」について記述。

【2】近代の歯医者

  • 歯科専門医の誕生
  • 大学で歯学が学問として確立
  • 1846年、アメリカでウィリアム・モートンがエーテル麻酔を歯科手術で使用。

【3】現代の歯医者

  • 科学の進歩で予防歯科が発展
  • 19世紀末にレントゲン(X線)が登場(1895年、ヴィルヘルム・レントゲン)
  • 20世紀に入ると「歯周病菌」「虫歯菌(ミュータンス菌)」の発見
  • 現在はレーザー治療やインプラントの普及、デジタル歯科技術が進化

日本の江戸時代の歯医者の様子

江戸時代の歯医者の様子

  • 当時の歯医者は、今のような「診療所」ではなく、
    露店や路地、寺社の前などに腰を据えて治療を行っていました。
  • 職業名は「歯抜き師(はぬきし)」や「入歯師(いればし)」。
  • 患者は椅子に座り、歯抜き師が鉄のペンチのような器具で抜歯します。
  • 麻酔はなく、痛み止めもほとんどありません。
    → 一瞬で抜く技術が「腕の良さ」でした。
  • 治療後には「痛み止め」としてお酒や薬草を渡されることもありました。

🪚 江戸の歯医者は、まさに“職人+大道芸人+医療のはざま”のような存在。

虫歯治療や抜歯で、合併症(感染症)になり、命を落とすこともあったそうです。

当時の背景

  • 抜歯や虫歯の治療に清潔な器具消毒の概念がなかった。
  • 虫歯が悪化すると、膿(うみ)や腫れが広がって顎・喉に感染することがあります。
  • これが進むと「敗血症」「気道閉塞(喉が腫れて呼吸できない)」などを起こし、命を落とすケースがありました。

📜 実際、江戸時代の医療書『医心方(いしんほう)』や『和蘭内景』にも、「歯痛より熱を発し、命に関わることあり」との記述が残っています。

明治時代(1868〜1912年)になって、金属製の詰め物や、西洋式の麻酔が導入され、痛みの少ない治療が可能に。

歯医者の仕事の発展の様子。これらを考えると、常にチャレンジして工夫し、技術を学び、試してきたことで、現代の歯医者の仕事に発展してきたというのがわかります。

自分を磨いてきた自立した人々の交流。分野は違っていても、その道を目指してきた同士で分かり合える、語り合う。連帯感。信頼できる人々や仲間と団らん。共通の認識がある。色んな人達との親交。

10度:外と関わる

座10 親睦夕食会  
業種の違う人達でも、限界を突破する、苦労して成し遂げることは共通した体験ということを確認しながら、異なる分野の人々と親交を結びます。

ディグリー占星術 松村潔(著)

蠍座9度までで掘り下げ、色々工夫を重ね、探求してきました。自分なりに色んなことを試し、苦労を重ね、乗り越え、磨いてきた人達というのは、分野が違っても、何か共通の体験があったり、理解し合えるような、そんな雰囲気があります。そして交流することによって、お互い何か参考になったり、提携したり、自分の分野でも取り入れられるようなアイディアが出てくるかもしれません。

10度は外と関わって、もっと広いところへ出ていくイメージですが、人によっては自分に近しい人達との親睦会、団らんということもあるでしょう。

蠍座9度と10度のサビアンシンボルについて。
9度 「歯科の仕事 不可能そうに思えることでも、取り組む。目的に向って、今ある常識や考えを打ち破り、斬新な考えで行動、追及していく。それは無理だというようなな一般の意見は聞かずに、どんなことにもチャレンジしていく。深く追求していく。壁をぶち抜く。常に工夫し、技術を学び、色んなことを試す。現状を変化させる。職人気質。

10度 「親睦夕食会 自分を磨いてきた自立した人々の交流。分野は違っていても、その道を目指してきた同士で分かり合える、語り合う。連帯感。信頼できる人々や仲間と団らん。共通の認識がある。色んな人達との親交。

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