射手座7度と8度のサビアンシンボル

射手座7度と8度のサビアン 射手座のサビアンシンボル

射手座7度「ドアをノックするキューピッド」、射手座8度「内部で形成されている岩やその他のもの」のサビアンシンボルについてです。

決まりや秩序をかき乱して、楽しんだり遊ぶ。これまでとは違ったことを試す喜び。新しい結びつきを作る。やりたい放題やる。こうあるべきというルールには従わず、自分が面白そうだということを実行する。自分にとってワクワクすることをやる。型破りのことをやる。

7度:落差による意欲

射手座7度 ドアをノックするキューピッド  
規律とか法則に従ういつもの生活の中で、何か違反するようなことをすると刺激的であり、また、そこに単なる違反でなく、新しい重要な何かの芽生えがあるという予感を感じます。正道と邪道・横道の落差でもあります。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※射手座7度と8度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

キューピットは「愛をもたらす神」でありながら「恋をかき乱すいたずらっ子」。

キューピットは金の矢と鉛の矢を持っているそうです。愛をもたらす矢は有名ですよね。

金の矢(黄金の矢)に射られた者は、その時最初に出会った相手に激しい愛情を抱き、恋に落ちてしまいます。

鉛の矢(鈍い矢)に射られた者は、反対にその時最初に出会った相手に対し強い嫌悪感や憎悪を抱き、遠ざけようとします。

キューピットは気まぐれで、いたずら好き。
「この人をあの人に恋させたら面白い!」
色んな人にこの2種類の矢を放ち、神々や人間に様々な騒動を巻き起こしました。いたずらっ子ですよね。

  • 本来結ばれない二人が急に惹かれ合う
  • 誰かが突然、恋に落ちる
  • 恋の三角関係が生まれる
    など、人間界でも神々の間でも混乱が起きます。

太陽神アポロンは、キューピットをからかい、弓の腕前を侮辱しました。これに腹を立てたキューピットは、アポロンに金の矢を、川の女神ダフネに鉛の矢を射ました。その結果、アポロンはダフネに猛烈に恋をし、追いかけますが、ダフネはアポロンを激しく嫌い、必死に逃げ回ります。ついに捕まりそうになったダフネは、父である川の神に懇願し、月桂樹の姿に変えられてしまいました。

キューピッドの矢は、愛と嫌悪という相反する感情を操る、非常に強力なアイテムとして描かれています。

愛と嫌悪など、相反するものを操って、楽しむ。

内側での大きな変化。時間をかけてゆっくり何かが形成される。安定した土台作り。一時的には混乱もするかも。ゆっくりと深い所からの変容が起こり、突き動かされる。内面で統合が起こっている。

8度:落差の超越

射手座8 岩やその内部で形成されているもの   
根底的なところでじっくりと変容が起きて、やがては新しい考え方が生まれてきます。今まで間違っていたとか、気の迷いと感じていたものが、実は正当なものに育ちます。異論は未来の正論を作り出すのです。

ディグリー占星術 松村潔(著)

何が形成されてくるかは人によって違うかもしれません。大きく価値観が変わると、生活全般も大きく変化していきます。内部の岩やその他のものが形成されているということですので、まだその変化の過程の最中なのでしょう。ゆっくりと深い所からの変容が起こっています。

地中の奥深くでの変化が、地上(や日常)に現れるにはまだ時間がかかるでしょう。何かに突き動かされるかのように、変化が起こっています。内面で統合が起こり始めています。

射手座7度と8度のサビアンシンボルについて。
射手7度 「ドアをノックするキューピッド 決まりや秩序をかき乱して、楽しんだり遊ぶ。これまでとは違ったことを試す喜び。新しい結びつきを作る。やりたい放題やる。こうあるべきというルールには従わず、自分が面白そうだということを実行する。自分にとってワクワクすることをやる。型破りのことをやる。 

射手8度 「内部で形成されている岩やその他のもの 内側での大きな変化。時間をかけてゆっくり何かが形成される。安定した土台作り。一時的には混乱もするかも。ゆっくりと深い所からの変容が起こり、突き動かされる。内面で統合が起こっている。

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