私自身の体験として、自分が叶えたいと思っている夢や目標に近づくのに一番効果的なのは、自分の一番大きな問題の原因を作っている内側の要素や傾向に気づき、その問題の核なる要素(想念、感情、行動パターン)を溶かしてしまうことです。実のところ、自己実現したい人にとって瞑想は重要です。
その問題を作っていて、それらを引き寄せている、自分の中の構成要素というのが、想念(思い込み)、感情、+それに関連する行動や傾向です。それらに気づくことにより、瞑想や観照することにより、それらは溶けて浄化され、消えていきます。
正しく見る、観照することが出来れば、自分の中のネガティブなものというのは溶けて浄化され、消えていきます。それには微かな感情や雰囲気、それを構成している奥の奥にある思考や思い込みまで「正しく見る」必要があります。
お釈迦様の教えに八正道というのがありまして、八の道、それぞれが悟りへと近づき、愛に満ちた人生を送るためのものです。
苦しみを解放し、幸せになる道の第一歩、最初の1番目が「正見」です。
正見は八正道の基本だそうで、すべての段階でまず正見ができるようになることが必要だそうです。
八正道につきましては今月中に紹介したいと思っています。
あるがまま、正しく見ることが出来ると、ネガティブなものは浄化されていくようです。
正しく見ると言っても、瞑想をしたことのない人にとっては、自分の主観や過去からの経験や思い込み、パターンに影響され、なかなかあるがまま見るのは難しいかもしれません。
自分の内側にある深い潜在意識や無意識にある想念や感情までを見ていくことが必要になってきます。
辛い修行のように思うかもしれませんが、そうでもないかもしれません。
なぜなら、自分の一番奥深くにある無意識の部分に達することが出来たなら、人生はガラリと変わり、新たな素敵な人生が始まるからです。それまでの苦労は嘘のよう。自分が本当に思うような人生、自己実現が可能になるからです。
「豊かに、お金持ちになって何でも買えたら幸せになるにちがいない。」
そう思ってる方々は沢山いらっしゃると思いますが、実はそうではありません。
お金持ちになったらなったで、衣食住の心配はなくなるかもしれませんが、別の色んな悩みが増えたりするのですね。
ただ単にお金持ちになっただけでは人は幸せにはなれないものなのです。
貧乏でもとても幸せな人はいます。
いったい何が自分を豊かに幸せにするのでしょうか?
本当の自分になった時に愛に満ちて幸せな人生が送れるようになります。
自分の内側を見つめて、瞑想してみてはいかがでしょうか?