昨日の太陽のサビアンシンボルは牡牛座21度「開いた本を指す指」、
今日は牡牛座22度「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」です。
牡牛座21度 開いた本を指す指
牡牛座 第5グループ サビアン21~25度 強い確信で行動し、力を認められる
自分の属している伝統的な価値や思想に沿った自分に適した生き方や道を見つけ、行動していきます。強い確信を持ってそれを提示していきます。
21度:活動力のピーク・跳躍力。その人自身の創造性や積極性がそのまま環境の中に発揮される。
牡牛座21度 開いた本を指す指 神話元型的・根源的法則の領域で、自分はどこに属しているか、自分の本当の人生の道はどんなものなのか発見します。牡牛座なので抽象的な精神性ではなく、伝統や古いものの中で自分に合致する方向性を見つけることになり、それは同時に未来的でもあるでしょう。
ディグリー占星術 松村潔(著)
民族が持つ伝統的な価値や思想などが書かれている本と言えば、聖書などでしょうか。松村先生のサビアンの本には、この「開かれた本」はユダヤ人であればモーゼ五書などにも関連していると書かれてありました。
自分が属している伝統的な価値や思想に沿った生き方をするという度数です。例えば、それぞれの民族の伝統だったり、宗教の教えや思想などに沿った生き方を自分なりに実践していくことであったりします。
日本で暮らしていても、特に日本の文化や伝統・民族的なことには興味のない方もいらっしゃるかと思います。でも自分が全く意識していなくても、その国で暮らしていると昔から受け継がれてきた国や地域の文化や民族のしきたり、思想などの影響を受けています。
自分が属しているもの、伝統的な価値は何なのかも一度考えて、自分にとってより良い生き方をみてみるとよいと思います。
※牡牛座21度と22度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
牡牛座22度 荒れた水の上を飛ぶ白い鳩
不安定な環境や状況の中でも助けがやってきたり、進む方向がわかったり、兆しが見えたり、安心できる道を見つけていくことが出来ます。何かしらの答えや抜け出る道を見つけていきます。
「荒れた水の上」なので、周囲の環境や状況は不安定で、混乱しているのでしょう。
鳩は平和のシンボルです。聖書のノアの箱舟の話で、鳩は大洪水の終わりを告げるシンボルとして、箱舟に乗るノアにオリーブの枝を運びます。鳩はノアにオリーブの木がある陸地があることを知らせてくれたのですね。神の罰である洪水が終わり、神と人間の和解により平和な世界を築いていくという、鳩は平和の象徴となりました。
荒れた水の上を飛ぶ白い鳩は、困難で大変な状況や環境でも、助けや解決法や道、導きがあるという知らせでもあります。
牡牛座21度の自分が属している伝統的な価値や思想に沿った生き方をしていれば、困難や大変な状況や出来事が起こっても、導きがあるという意味でもあります。
22度:高揚感のクールダウンによる定着
牡牛座22度 荒れた水の上を飛ぶ白いハト 不安な状況の中で自分がどこに行くべきか、どのようなところに落ち着くべきかを模索し、他の人もそこに導く力を表します。
ディグリー占星術 松村潔(著)
まとめ
牡牛座21度と22度のサビアンシンボルについて。
牡牛座21度 「開いた本を指す指」 自分の属している伝統的な価値や思想に沿った自分に適した生き方や道を見つけ、行動していきます。強い確信を持ってそれを提示していきます。
牡牛座22度 「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」 不安定な環境や状況の中でも助けがやってきたり、進む方向がわかったり、兆しが見えたり、安心できる道を見つけていくことが出来ます。何かしらの答えや抜け出る道を見つけていきます。