蟹座7度と8度のサビアンシンボル

蟹座7度と8度のサビアン 蟹座のサビアンシンボル

昨日の太陽のサビアンシンボルは蟹座7度「月明かりの夜の2人の妖精」、
今日は蟹座8度「服を着てパレードするウサギ達」です。

蟹座7度 月明かりの夜の2人の妖精

真面目に家庭や集団や共同体に尽くす反面、遊び心や楽しい息抜き、外で自由に楽しみたい気持ちが出てきます。直感が働いたり、神秘的なもの、可愛いものに興味を示したり人もいるでしょう。

7度:落差による意欲

蟹座7度 月明かりの夜の2人の妖精
家族や近親者、共同体に献身的に貢献する心と今度は反発して外に出たいという心の落差が、気持ちの中で揺れ動きます。なぜなら蟹座の集団意識というものは、拡大する傾向があり、こんな小さなところにいてもよいのかという気持ちとそこに馴染み親しんでいるという両方があるからです。

ディグリー占星術 松村潔(著)

シュタイナー教育では、幼児期にイメージ豊かな夢想体験、ファンタジーに浸ることが重要だそうです。子供にとってファンタジーや物語は重要で、イマジネーションを広げたり、感性や情感を育てるのだそうです。

家族や共同体に尽くして働いたりする日常生活や現実の日中の世界、そして昼の活動が終わって夜ゆっくり休んだり、夢を見たりする夜の世界。そちらを行ったり来たりしながら、蟹座の情感を育てていきます。

蟹座6度「巣を作る猟鳥」が働いたりする日中で、蟹座7度「月明かりの夜の2人の妖精」は夜の方ですね。

私たちが意識している日中の自我が緩み、くつろいでまどろみ、眠ると自我とは違う自分が表れ始めます。眠っている時に私たちは大いなる存在や源とつながり、体を回復させたり、英気を養ったり、イマジネーションの世界とつながります。

※蟹座7度と8度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

蟹座8度 服を着てパレードするウサギ達 

蟹座7度の夢想したり自由に楽しく遊びたい気持ち、そして家族や集団や共同体に献身的に貢献する。このどちらかに傾いて葛藤するのではなく、バランス良く統制が取れるようになっていきます。

好き勝手に飛び跳ねる野生のウサギではなく、大人しく「服を着ているウサギ」なので自由に遊びたい衝動もある程度抑えられていますし、「パレードするウサギ」ということは集団でのルールに沿って動いているのでしょうから、家族や集団のルールや方向性ともピッタリ合わせられるようになっている様子です。

ウサギは繁殖力が強く、繁殖・多産を意味します。蟹座6度の「巣を作る猟鳥」で育てていった家族や集団の子供たちが育って大勢になり、ウサギ達の集団でパレードするようになります。周りの人や親や見本になる人達の真似をしながら、統一感のある動きになってきたのです。

パレードで行列で行進するには、ある一定の規律の動きに従って、皆が動いていく必要がありますよね?

このウサギ達は集団のルールや方向性と合わせられる、お行儀が良くなった集団です。それと同時に、パレードというイベントや催事で人々に自分たちを披露するという目的に沿って、皆それぞれが花開いて活躍して輝いています。楽しさと喜び、活力に満ちながら、集団でも足並み揃えて規範に従う協調性を身に着けます。

「8度の落差の超越」ということで、集団や共同体に属して貢献しながら楽しみや喜びも得ることが出来るという、充実した状態を手に入れていきます。

8度:落差の超越

蟹座8度 服を着てパレードするウサギ達 
模倣によって自分に力をつけようとします。より優れた規範を模写することで自分の中の葛藤を克服しようとします。憧れの感情というのがとても大切です。

ディグリー占星術 松村潔(著)

まとめ

蟹座7度と8度のサビアンシンボルについて。

蟹座7度 「月明かりの夜の2人の妖精 真面目に家庭や集団や共同体に尽くす反面、遊び心や楽しい息抜き、外で自由に楽しみたい気持ちが出てきます。直感が働いたり、神秘的なもの、可愛いものに興味を示したり人もいるでしょう。 

蟹座8度 「服を着てパレードするウサギ達 集団や共同体に属して貢献しながら楽しみや喜びも得ることが出来るという、充実した状態を手に入れていきます。

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