射手座15度と16度のサビアンシンボル

射手座15度と16度のサビアン 射手座のサビアンシンボル

射手座15度「自分の影を探すグラウンドホッグ」、射手座16度「船を見ているカモメ」のサビアンシンボルについてです。

相手や周囲の反応により、上手く対応を変える。自分の知識や思想、意見、興味があって追及していることも、少し伝えてみて、相手が受け入れてくれそうになければ、まだ時期早々だと引っ込める。人に伝える時には慎重で、どこか臆病な所があるのでしょう。

15度:力のピークと押しつけ力

射手座15度 自分の影を探すグランドホッグ 
柔軟サインのため、自分の出番ではない時はおとなしく、出番が来ると自分の精神性や思想性を発表。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※射手座15度と16度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

グラウンドホッグ(Groundhog)は、北アメリカに生息する 大型のリス科の動物(マーモットの一種) です。別名「ウッドチャック(Woodchuck)」とも呼ばれます。

グラウンドホッグは

  • 大きめのリス科の動物
  • 穴掘りの名人
  • 冬眠をする
  • 北米で春の予兆の象徴として親しまれている(※)

という、ちょっとユニークで愛嬌のある動物だそうです。

グラウンドホックデーの春の訪れを占う伝統行事については後に記載しています。

射手座は柔軟サインですので、自分の知識や意見や興味があって追及していることも、少し伝えてみて、相手が受け入れてくれそうになければ、まだ時期早々だと引っ込めたりします。周囲や相手によって意見などを出したり、引っ込めたりと柔軟に上手に対応できるのですね。

1. リス科の中では大きめ

体長:40~65cm
丸くてずんぐりした体つきが特徴です。
体重:3~6kgほど

2. 主に草食

  • 草、葉、果実、木の芽などを食べる
  • たまに昆虫も食べることがある

3. 地面に穴を掘って暮らす

  • 非常に器用に巣穴を掘る
  • 巣穴は複数の入口と部屋があり、かなり複雑
  • 天敵から身を守るための隠れ家にもなる

4. 冬眠をする

  • 北アメリカの寒冷地では冬眠する
  • 脈拍・体温が大きく低下し、省エネモードに

5. とても警戒心が強い

  • 天敵(オオカミ、コヨーテ、ワシなど)から逃げるため
  • 危険を感じると甲高い鳴き声をあげて警告する

アメリカとカナダでは毎年2月2日に「Groundhog Day(グラウンドホッグデー)」という祭りが行われる。この祭りは「グラウンドホッグは冬眠から目覚め、外に出て自分の影を見ると驚いて巣穴に戻ってしまう」という俗信に由来しているそうです。

グラウンドホッグが冬眠から出てきたときの行動「影を見るかどうか」で春の訪れを占うという伝統行事があります。

  • 晴れていてグラウンドホッグが自分の影を見た場合 → 驚いて巣穴に戻ってしまうとされ、「冬はあと6週間続く」と予測されます(遅い春)。
  • 曇っていてグラウンドホッグが自分の影を見なかった場合 → そのまま地上に留まるため、「春は間もなく訪れる」と予測されます(春が早く来る)。

冬眠から目覚めて外に出て来たグラウンドホッグが自分の影を見て、巣穴に戻ってしまうように、射手座15度のサビアンは、自分が探求してきた知識や理解したことを誰かに伝えても、相手の反応が悪そうだと、まだ言うのは早いとすぐに自分の中に引っ込めてしまうことを意味します。

💡 グラウンドホッグデーの起源

グラウンドホッグデーの起源は、19世紀にアメリカに移住したドイツ系移民の風習に由来するとされています。

  • もともとヨーロッパでは、2月2日の「聖燭祭(キャンドルマス)」の日に、アナグマやハリネズミなどの動物の行動で天気を占う習慣がありました。
  • アメリカでは、代わりにグラウンドホッグが用いられるようになり、現在の形になりました。

この行事を題材にした、ビル・マーレイ主演の映画『恋はデジャ・ブ』(原題:Groundhog Day)も有名だそうです。この映画の影響で、同じことが毎日繰り返される状況を「まるでグラウンドホッグデーだ」と表現することもあります。


精神性を高めていくこととは全く関係なさそうな日常的ことに目を向けるようになる。現実世界の方に意識を向け、例えば事務作業とか、これまではつまらなそうと思ってやってこなかった分野のこと、どこかの組織や会社での決まりきった内容の仕事とかを始めたりします。射手座の苦手な分野を克服していく。

第4グループ サビアン16~20度 抽象的精神性や哲学を実社会的な活動へ落としこむ

16度:殻が打ち破られる

射手座16 船を見ているカモメ   
頭でっかちな生活をしてきた射手座が、より地上的な実生活での活動に関心を向けるようになります。しばらくは他人の力を借りて仕事をします。が、その後再生力を身に着けます。図太い射手座が育ちます。

愛蔵版サビアン占星術 ディグリー占星術 松村潔(著)

精神性を重要視してきて、自由に生きて来た射手座の弱点は何でしょうか?世界を旅したり、外や内面、自分の興味のある精神性を高めることに一直線の射手座にとって、じっくり考えて行動するとか、決まりきった規則に従うとか、束縛されること、精神的なこととは関係のないことをするのは苦手かもしれません。この16度では、その殻を一旦打ち破り、射手座の許容力を高めていきます。

16度では射手座と反対の性質のサイン、双子座の影響が入って来て、一時的に混乱する度数です。双子座は牡牛座を活用する場所で、非常に地上的で実際的。例えば、精神性を高めていくこととは全く関係なさそうな事務作業とか、これまではつまらなそうと思ってやってこなかった分野のこと、どこかの組織や会社での決まりきった内容の仕事とかを始めるなどです。好き放題、自由に海外を自由に旅しているだけでは収入を得ることが出来なかったりして、多少妥協しつつ、これまでは面白くないと思っていた仕事などにもチャレンジしてみたりします。そしてそれにより苦手な分野の克服をしていくのです。

人によって苦手な内容は違うかと思いますけれど、例えば物質的なこと、実務的なこと、お金を稼ぐとか、細かいことがに苦手とかあるかもしれません。そういうことにチャレンジすることによって、射手座の幅を広げていくのです。

私のイメージの中では射手座の人は、高みや目的に向って一直線に自分が矢と共に飛んでいくようなイメージです。

目標を定めると、物凄い勢いでそちらに飛んでいってしまう力強さですよね。

海外のここに行きたい!!そう思うと、お金がなくてもどうにかして即座に行ってしまう、みたいな。堅実に何年かお金を貯めてから行く計画をするとかではなく、お金がなくてもどうにかなるさで、細かいことは気にせず、実際的なことは何も考えずにすぐに行ってしまうイメージです。凄い行動力ですよね。

射手座16度「船を見ているカモメ」のサビはんカードがこちらです。

目標に向って矢と共に自分も飛んでいってしまうのではなく、船という現実世界の方に意識を向けて、そちらにカモメは集まってきているように見えます。

カモメは射手座で、船は日常的な現実世界なのでしょうか。

慣れない事かもしれませんけれど、チャレンジして出来るようにしていきます。そうすることで、射手座の苦手な分野を克服していきます。

射手座15度と16度のサビアンシンボルについて。
1射手15度 「自分の影を探すグラウンドホッグ 相手や周囲の反応により、上手く対応を変える。自分の知識や思想、意見、興味があって追及していることも、少し伝えてみて、相手が受け入れてくれそうになければ、まだ時期早々だと引っ込める。人に伝える時には慎重で、どこか臆病な所があるのでしょう。

射手16 「船を見ているカモメ 精神性を高めていくこととは全く関係なさそうな日常的ことに目を向けるようになる。現実世界の方に意識を向け、例えば事務作業とか、これまではつまらなそうと思ってやってこなかった分野のこと、どこかの組織や会社での決まりきった内容の仕事とかを始めたりします。射手座の苦手な分野を克服していく。

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