スウェーデン人のちょうどよい働き方

スウェーデン人のちょうどよい働き方 豊かさ・引き寄せ・現実化

国によって、働き方、家での過ごし方、休日の過ごし方は全然違います。
職業や会社の風潮にもよりますが、日本人は勤勉なので、きっちり真面目に働き、定時に帰宅しにくいという会社も多いのではないでしょうか?

昔、オーストラリアで3週間滞在したことがあったのですけれど、そこで会った日本人が「オーストラリアの働き方は最高!!」と言っていました。

そのワーキングホリデーでオーストラリアに来ていた日本人男性が言うには、日本で働いていた時は毎日残業が当たり前、ストレスで仕事はとても大変だったそうです。
オーストラリアは定時になると皆帰宅し、17時過ぎになるとオフィスには誰もいなくなるそうです。
オーストラリアでの仕事はストレスもなく、なんて働きやすい国なんだと感激していました。

国によって色んな働き方の特色があるかと思います。
今日はスウェーデン人のちょうどよい働き方を紹介したいと思います。

スウェーデン人のちょうどよい働き方

本を読んでいたら、こんな内容が載っていました。
スウェーデン人のちょうどよい働き方、ラーゴムな働き方を紹介したいと思います。

ラーゴム 
スウェーデン人の精神に深く染み込んでいる、何よりも重んじられている概念。
すべてにおいて中庸や多すぎず、少なすぎずというふうに説明されます。
ラーゴムとは、あなた自身にとって、ちょうどいいバランスを見つけることです。

  ワーク・ライフ・バランス

北欧では、終業時刻になったとたんにみんながにこやかに手を振って「楽しい夜を!」と声をかけあって出てくのを見て驚きました(ありがたいことだと思いました。)さらに言うと、ここでは遅くまで働いていると心配されます。負担がかかりすぎているのではないかと上司から聞かれ、業務を見直すミーティングがもたれることも珍しくありません。

誤解のないように言っておくと、スウェーデン人は1日中時計を見ては、早く帰りたいと思っているわけではありません。そのまったく逆で、非常に勤勉です。

ただスウェーデン人は、家族や生活を第一に考えているのです。

ここでは、上司が帰るまで待ってから帰るというカルチャーはありません。(恥ずかしながら、ロンドンではこれが私やほかのチームのメンバーたちの日常でした。)

貴重な時間を家族や友人たちと過ごしたり、自分が楽しいと思うことに使ったりすることができます。

さらに、買いものや家事の時間がとれることで、よりきちんと生活できていると感じられるようになり、ストレスが減って毎日が楽しくなります。

最近の研究では、1週間の労働時間が50時間以上になると、生産性は大幅に落ち、さらに休む日をとらないと(たとえば日曜日など)、時間単位のアウトプットも低下することが確認されているからです。

つまり労働時間を短くすることで、かえって生産性が上がる可能性があるということです。

スウェーデン人を見習って、ラーゴムな働き方を取り入れるべきときではないでしょうか。

  LAGOM

ワーク・ライフ・バランスの他にも、

  • ラーゴムな子育て
  • ラーゴムに友情を育む
  • ラーゴムな学び
  • ラーゴムなウェディング

このように無理せず、ゆるやかに生活を楽しむ内容が色々書かれてありましたので、また紹介したいと思います。

今後の働き方について

今後は人間に変わり、AIが色んな仕事をやってくれるようになっていく時代です。
それに加えて新型コロナで働き方も大きく変わり始めています。

戦後、日本人が一生懸命真面目に働くというのは必要だったと思います。
今は物質的・経済的には豊かになりましたし、今後は精神的にもゆとりある、心地よくバランスの良い働き方というのを取り入れてみてはいかがでしょうか?

スウェーデン人のちょうどよい働き方、スウェーデン人のラーゴムな働き方を参考にして、本当の意味で豊かな生活、働き方を考えてみませんか?

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