昨日の太陽のサビアンシンボルは牡牛座9度「飾られたクリスマスツリー」、
今日は牡牛座10度「赤十字の看護婦」です。
牡牛座9度 飾られたクリスマスツリー
牡牛座7度「サマリアの女」では不利な立場や環境に置かれていましたが、牡牛座8度「雪がまだ降っていない時期のソリ」で厳しい冬に向けて準備をし、その状況を乗り越えてきた人々は、暖かい部屋で楽しい冬とクリスマスを迎えます。準備をしてこなかった人にとっては厳しい冬や状況が続いているでしょう。
9度は「サインなりの哲学」を表します。
9度:サインなりの哲学
牡牛座9度 飾られたクリスマスツリー
牡羊座で登場した水晶が、ガラスの窓のある家に変容します。この中は暖炉の火で暖かくクリスマスツリーも飾られていますが、外は寒く、厳しい環境です。ですが、ここでは自分の利益を大切に考え、そこに力を集中させるという土のサインの制限化が働くのです。外にホームレスがいても、それに分けてはならないという原理が牡牛座の原理です。悪い意味ではなく、誰でも肉体的には自分の力を確保し、他のところに奪われてはなりません。その姿勢を明確にするべきです。
ディグリー占星術 松村潔(著)
牡牛座は所有・財産を表し、美しいものが好きな星座です。自分や自分の家族など小さい範囲で自分たちの生活が潤い、安全でいられるように物や食料、お金も蓄えます。地の星座なので、現実的に物事を着々と実現していきます。そして豊かになれば、そこに自分が好む美しいものも飾るのでしょうか。美しく綺麗に飾られたクリスマスツリーは美と所有の牡牛座の特徴をしっかり表していますよね。
物質的な豊かさや満足、しっかりと安定することは牡牛座にとっては重要なことなのです。自分自身が豊かで幸せになることを優先します。
※牡牛座9度と10度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
牡牛座10度 赤十字の看護婦
自分自身が豊かで幸せになると、他の人々の手助けをするようになります。
赤十字は災害や病気、紛争などで苦しむ人を救うための支援をしており、戦争でも敵味方の区別なく救うという素晴らしい理念で活動する組織でとても献身的ですよね。
「赤十字の看護婦」のサビアンシンボルですので、苦しんだり困っている人たちを助けたり、面倒を見たりと献身的に働きます。医療や介護と関連している事柄に興味を持ったり、携わっていていたり、共感力が高く、誰かが困っていると手を差し伸べたくなったりもするかもしれません。他者が喜ぶ顔を見るのが嬉しい、人に尽くすタイプだったりもするでしょう。
10度:外と関わる
牡牛座10度 赤十字の看護婦
意に沿わない状態から将来的な計画をもって抜け出し、最後には幸せをつかむという体験を他の人に教えます。牡牛座にとって、外界は馴染みのないものです。そのため、知らない人に対する警戒心は働きますが、自分の経験ならば自信を持って教えることができます。根気を教えるという点では、誰よりも有利です。
ディグリー占星術 松村潔(著)
ただし、この度数は牡牛座10度で自分の所有しているものや安全も大事ですので、自分自身の生活や幸せを壊さない範囲内で、献身的に人に接します。
まとめ
牡牛座9度と10度のサビアンシンボルについて。
牡牛座9度 飾られたクリスマスツリー 自分たちの生活が潤い、安全でいられるように物や食料、お金も蓄え、豊かになる。自分自身が豊かで幸せになることを優先します。
牡牛座10度 赤十字の看護婦 苦しんだり困っている人たちを助けたり、面倒を見たりと献身的に働きます。医療や介護と関連している事柄に興味を持ったり、携わっていていたり、共感力が高く、誰かが困っていると手を差し伸べたくなったり、人に尽くすタイプかもしれません。