獅子座19度と20度のサビアンシンボル

獅子座19度と20度のサビアン 獅子座のサビアンシンボル

獅子座19度「ハウスボートパーティ」、獅子座20度「ズーニー族の太陽の崇拝者」のサビアンシンボルについてです。

獅子座19度 ハウスボートパーティ

自由に遊びと楽しいことをするのが中心の生活。好きな時に好きなところに行き、仕事も創造的に楽しんでやる。決まりきったルーティーンの生活ではなく、自由で気ままな生活スタイル。毎日を楽しく過ごす。制限なく自由に生きる。

19度:精神性との二人三脚による新しい世界観

獅子座19度 ハウスボートパーティ  
遊びの時間と真面目に働く二つがあった時、遊びの時間を優先することを表します。2人の子供がいるとして、想像的な子供と実際の子供といった場合、立場が逆転することになります。まず、遊びや楽しいことが中心となり、そのために仕事をすることになるでしょう。

ディグリー占星術 松村潔(著)

※獅子座19度と20度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

ハウスボート(houseboat)とは、「住むための設備を備えた船(住居用ボート)」のことです。キッチン、寝室、バスルームなどの生活設備を備えていて、船上で暮らせる。水上での生活を楽しめます。日本で船で生活している人やハウスボートは珍しいのかもしれません。観光用や別荘としての利用、住居用などがあるそうです。

家が移動する船。自由なライフスタイルのハウスボートに、パーティです。毎日が決まりきった繰り返しの生活ではなく、気候や気分に合わせ、どこにでも行き、自由に楽しく暮らしているのでしょう。好きなことを好きな風に、遊びながら漂う。制限なく自由に生きる。

ズーニー族に伝わる「太陽の父(Sun Father)」にまつわる神話

太陽の父と大地の子ら

昔むかし、この世界はまだ若く、
空と大地の間には闇と霧が満ちていました。

その頃、人々は地下世界の奥深くに住んでいて、
外の世界には光がなく、
作物も育たず、命は小さな灯のようにかすかに揺れていました。

ある日、**太陽の父(Sun Father)**が空から声をかけました。
「お前たちは、まだ闇の中で眠っている。
私の光を受けるため、地上に出ておいで。」

彼は、光の矢を放ち、地上へ通じる道を作りました。
その道を導いたのは双子の神の兄弟で、
兄は戦いと守護の力を、弟は癒しと導きの力を持っていました。

双子の兄弟は人々を地上へ導きました。
地上には、まだ荒れた土地と、乾いた風しかありませんでした。
そこで太陽の父は、人々にこう告げます。

「私は東から毎日昇り、西へ沈む。
私の巡りに合わせて、種をまき、収穫しなさい。
私の道を忘れぬよう、祭りと歌を捧げなさい。」

人々は太陽の父の言葉どおりにし、
冬至には「太陽が戻ってくる」ことを祝う火の祭りを、
夏至には「太陽の力が満ちる」ことを喜ぶ舞を踊りました。

こうして、
太陽は空を巡り、
人々は大地を耕し、
命は光とともに育まれていったのです。

そしてズーニーの人々は今も、
夜明けの東を見つめ、
太陽の父に祈りを捧げます。
「今日も私たちを照らし、導いてください」と。

この太陽神話は、ズーニー族にとって自然の循環と生活のリズムを教える物語であり、単なる昔話ではなく、今も儀式や祭りで生き続けているそうです。

※太陽の父(Sun Father)は、地上に光と命をもたらす守護神的存在。

獅子座20度 ズーニー族の太陽の崇拝者 

時と場を選ばず、いつでも、どこでも、思いのままに創造力や活力、生命の源とつながれる。創造性とパワーを発揮する。

20度:環境に振り回されない

獅子座20 ズーニー族の太陽の崇拝者  
どんな状況であれ、望んだ時に創造的興奮が呼び起こすことができる能力です。例えば、ダンスをする人であれば、どのような状況であれダンスをすることによって獅子座の活力が生まれるのです。

ディグリー占星術 松村潔(著)

ズーニー族(Zuni族)は、アメリカ南西部に暮らすネイティブ・アメリカンの部族のひとつで、自然・季節・精霊との調和を大切にし、太陽と深く結びついているそうです。ズーニー族は、太陽が最も弱くなる冬至の時期に太陽の帰還を祈る儀式が行い、太陽の力が最大になる夏至に豊穣と成長を祝うそうです。

どんな時にでも、生命力に溢れ、パワフルで最高の状態に持っていけたら、人生はとてつもなくハッピーで楽しいものに変化するでしょうね。昔、インドのアシュラムで生活していた時は、そうでした。活力がみなぎり、楽しくて楽しくて仕方ない!!毎日が最高に盛り上がっている!!日常の生活の中で、幸せの余り、踊りだす人というのを初めて見たのはインドのアシュラムでした。至福の状態というのを経験したのもそのアシュラムでした。あそこでは愛に溢れ、至福の状態になるのは簡単でした。毎日がお祭りイベントのような空間でしたから。

そんな状態にいつでもなれたら、人生はバラ色でしょう。

なぜ日本では嫌々仕事をする人が沢山いるのでしょうか。労働している時間がほとんどで、余暇や遊び、リラックスしている比率がとても少ないのです。考え方や価値観、働き方が根本的に違うのだと思います。

「自分と他人は完全に別物」普通の人はそう思うかもしれません。でも本当はそうではないのです。意識が拡大していくと、自分と他の人は実はつながっていて、皆、ひとつの意識の別の側面なのです。

コインの裏と表。「私は表だ!裏だ!!」そのように認識しているかもしれませんけれど、それは1枚のコインなのです。

高い高いレベルから見ると、嫌いな人も、好きな人も、皆1つなのです。インドのアシュラムで生活していた時は、自分にとって大嫌いな人も、普通の人も、好きな人も、国や考えが違う人も、皆が繋がっているという一体感の感覚がありました。だから至福の状態にすぐなれたのです。別々の人間ではあるのだけど、海の波の一粒一粒の水滴ように繋がっていて、波を構成しているのです。誰かが悲しければそれは他にも伝染するし、楽しい人が多ければ、それは周囲にすぐに伝染します。個別のものだと思っているのは自我のせいで、本当は皆、地球の一部なのです。

日本で生活しているとなかなかその時のような状態になるのは今のところ稀にしかないですけれど、偶然にとか場の力を借りなくても、いつでも戻れるようになりたいものです。

まとめ

獅子座19度と20度のサビアンシンボルについて。
獅子19度 「ハウスボートパーティ 自由に遊びと楽しいことをするのが中心の生活。好きな時に好きなところに行き、仕事も創造的に楽しんでやる。決まりきったルーティーンの生活ではなく、自由で気ままな生活スタイル。毎日を楽しく過ごす。制限なく自由に生きる。  

獅子20度 「ズーニー族の太陽の崇拝者 時と場を選ばず、いつでも、どこでも、思いのままに創造力や活力、生命の源とつながれる。創造性とパワーを発揮する。

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