射手座3度「チェスをする2人の男」、射手座4度「歩くことを学んでいる小さな子供」のサビアンシンボルについてです。
射手座3度 チェスをする2人の男
自分と周りの状況をしっかりと把握しながら、先を読み、作戦を練る。計画的に実行する。攻略方法を見つける。対戦しながら、状況判断をして臨機応変に対応する。冷静な判断力と実行力を発揮する。あらゆる事態を想定して、実行に移していく。状況が変わったり悪くなれば、即座に判断して別の計画に切り替えて対応することが出来る。戦略を練ったり、知略をめぐらせて周りの人達や誰かを動かす。
3度:生産性
射手座3度 チェスをする2人の男
ディグリー占星術 松村潔(著)
摩擦の火といわれる射手座の基本的な取り組み方を形作ります。知恵を働かせ、戦略を考え、対戦していくのです。柔軟サインは二重性がありますから、自分の頭の中に対戦相手がいると考えてもよいでしょう。ぶつけあって上昇します。
※射手座3度と4度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。

チェスで戦略を練るには、駒の価値、盤面の支配、相手のキングの位置、そして長期的な視点の4つの重要な要素を考慮する必要があるそうです。
相手と自分の状況をしっかり把握した上で、先を読み、作戦を練っていく冷静さを持ち、状況が変われば、即座に判断をして対応していきます。
自分自身が動いて実際に戦うのではなく、戦略を練ったり、知略をめぐらせて周りの人達や誰かを動かしていくことに長けています。
この度数の人は対戦ものも得意かもしれませんね。
頭を働かせて、先を読み、どう動けば良いのかの判断していく力。そういう能力が備わっています。
射手座3度 チェスをする2人の男 この度数の要素を身に付けるには?
元々の才能で、状況を判断する力、先を読む力が優れている人もいます。
でもサビアンの360度の度数の要素は、誰にでも備わっています。ただ人によって、開発されている能力か、潜在的にはあるけれど、まだ使っていないかというだけの違いです。
元々そういう能力があるわけではなくても、ある分野の仕事をしていて、最初はがむしゃらに仕事をするだけだったけれど、慣れてくると、ある種の経験値からある程度先のことが読めるようになったりすることだったらあったりしませんか?
最初は目先のことしか見えず、その場の仕事をこなすこと位しか考えられなくても、慣れて来て、流れがわかってくると、経験値+ある種の兆しに気づいて、対応出来るようになってきたりするのです。
普段の自分とあまりにもかけ離れていて興味のない事柄ですと、その兆しを見つけにくかったり、勘が働きにくいかもしれませんけれど、関心がある項目でしたら、ある程度なら誰でも、状況を把握する力、この先、どうなっていくだろう?みたいなことが読めるようになってくるものです。
注目するのは、この3項目です。
- 実際に直面している場面だけではなく、もしこうなったらどう展開するだろう?
- 思い込みを捨てて、冷静に物事を見る
- 興味のある事柄に関心を向ける
注目していれば、こうすれば、どう変わっていくか、どう展開していくか、ちょっとした兆しを読み取ることができるようになります。
射手座3度「チェスをする2人の男」の度数は状況を判断する力、先を読む力、作戦を練る度数ですので、実際に体当たりで自分で動いていくのはまた別の度数になります。
何でもよいので、自分の好きな分野で試してみてください。
戦略を練る練習例
ある女性と仲良くなりたい場合
もし女性と仲良くなることに興味があるのでしたら・・・。
関心のある女性たちを出来るだけ冷静にも観察してみてください。お誘いをしてみて、この人(女性)がこういう風に言う時は、やんわり断ろうとしている時だとか、脈があるだとか、ある程度、冷静にも見ることが出来たら、女性に色々アタックしている内に、段々わかってくるようになります。
冷静に女性に関心を向け続ければ、最初は当たって砕けるだけだったかもしれませんけれど、その内、なんとなくその微妙な態度の兆しに気づけるようになってきます。
そして、現状があったとしたら、どうやったらお誘いに乗ってくれそうか考えてみてください。
もしこういう風に誘ってみたら、どう展開するだろう?それを色々パターンを考えてみてください。
1対1ではなく、誰か他に人がいたらどうだろう?グループだったら?誰からどういう風に言ってもらえば、彼女は参加してくれるだろう?他の男性が誘う?まだ彼女よりは扱いやすい彼女の友達から誘ってもらう?
出来る範囲で色々想定してみてください。自分自身が誘うのではだめなら、他の誰かを動かして、彼女に来てもらって仲良くなっていく作戦を練ってみてください。
色々手を変えて作戦を練れて、実行していけるようになったら、あなたはもう射手座3度「チェスをする2人の男」の度数の要素を少し手に入れたことになります。
ある商品を売りたい場合
もしあなたがある商品を売ることに関心があるのでしたら・・・。
どんな人がその商品を買うのかを観察してください。そしてどのような人がその商品を買いそうなのか、買いたいと思うのかも考えてみてください。
「どんな人ならその商品に興味を持つでしょうか?」
これをじっくり考えてみてください。
料理の道具なのだとしたら、これは便利だと思えば買ってくれるのかもしれませんし、お洒落なキッチン関連のディスプレイをして、綺麗な色どりで温かなキッチンのイメージで、素敵だと思ったら、それらをセットで購入してくれるかもしれません。
もしフライパンだったら、機能的なものも重要ですけれど、重いと女性は大変とか色々ありますよね?
私は2年前に引っ越ししてきた時に、引っ越す前はキッチンに付属のオーブンレンジが付いていたので要らなかったのですけれど、引っ越しでガスコンロを新しく購入する必要がありました。結局、購入したのは白いガスコンロ。それまでガスコンロは物凄く汚れるので、白なんてあり得ないと思っていましたけれど、見た目が可愛かったので、白を購入しました。汚れが目立つので、汚れたらすぐさっと拭くようになったので、それまでと違い、マメにコンロを拭くようになったので、これまでのようにガチガチに汚れて固まってから掃除をするのではなく、綺麗に保てるようになりました。お掃除も簡単ですし、キッチンの白い壁に合った白のガスコンロにしてとても良かったと思っています。
それまでの固定概念を捨てて、真っ新になって、考えてみてください。
商品を買いたいと思う時に色んな要素があると思います。
機能重視?見た目?重さ?お洒落?部屋やキッチンに合う?大きさ?収納?使いやすさ?形?
その商品を買いたいと思う人は、どのような人なのか?を想定してみて、それで戦略を練ってみるとよいです。
その商品のウリは何?どういう風に働きかけると買ってくれる?何という言葉で検索する?何が決め手で購入するだろうか?どういう時にそれを使うか?
こういうのを色々考えて、対策を練ってみてくださいね。
射手座4度 歩くことを学んでいる小さな子供
自立して歩んでいく。誰かを育てたり見守る。色んなことを実践していく、試していく。徐々に力をつける。一歩一歩進む。失敗を恐れずに何度でもチャレンジして、立ち上がる。進んでいく。
4度:普遍化
射手座4度 歩くことを学んでいる小さな子供
ディグリー占星術 松村潔(著)
自立性や戦う力を教えることで、自分の中でもそれが強まります。子供に教えること、育てることで、それはもっと確信のあるものに広がります。
射手座4度「歩くことを学んでいる小さな子供」
子供が歩き始める時のことを思い浮かべてください。最初は何かにつかまって立ち上がったりしますよね。最初は誰かの手を借りて歩くのかもしれません。ヨタヨタと危なげに歩いたりするのでしょう。
立ち上がって、歩き始めてもすぐに座り込んだり、転ぶかもしれません。何回も何十回も繰り返すことによって徐々に長く歩けるようになっていきます。
練習している内に、段々自分の力で、自分の足だけで歩けるようになっていきます。

自分が歩き始めた時のことを覚えていますか?多くの人はそんなことは覚えていないのではないかと思います。歩かなくちゃ駄目だと思って歩き始める訳ではないので、転んでも、何度でも何十回でもチャレンジしている内に、いつのまにか歩けるようになっていたのでは?
この度数は自立していく道のりを表しています。何度でも諦めずにチャレンジして、進むことにより、徐々に力をつけて、独立していくのでしょうか。
まとめ
射手座3度と4度のサビアンシンボル、戦略を練る練習について。
射手座3度 「チェスをする2人の男」 自分と周りの状況をしっかりと把握しながら、先を読み、作戦を練る。計画的に実行する。攻略方法を見つける。対戦しながら、状況判断をして臨機応変に対応する。冷静な判断力と実行力を発揮する。あらゆる事態を想定して、実行に移していく。状況が変わったり悪くなれば、即座に判断して別の計画に切り替えて対応することが出来る。戦略を練ったり、知略をめぐらせて周りの人達や誰かを動かす。
射手座4度 「歩くことを学んでいる小さな子供」 自立して歩んでいく。誰かを育てたり見守る。色んなことを実践していく、試していく。徐々に力をつける。一歩一歩進む。失敗を恐れずに何度でもチャレンジして、立ち上がる。進んでいく。

