昨日の太陽のサビアンシンボルは牡牛座15度「マフラーと粋なシルクハットを身に着けた男」、
今日は牡牛座16度「神秘を暴こうとする老人」です。
牡牛座15度 マフラーと粋なシルクハットを身に着けた男
牡牛座の力のピーク点なので、金銭・経済関連の頂点を表すことが多いでしょう。ビジネスや事業、経済面でのプレッシャーや圧力がかかっても、強く軽やかに立ち向かってかわす技術やノウハウを身につけます。
15度：力のピークと押しつけ力
牡牛座15度 マフラーと粋なシルクハットを身に着けた男
土の元素のピーク点を表します。ビジネス展開やお金・財産などが頂点に。この度数を持っているにも関わらず自分は頂点にいないという場合、可能性はまだ活用されきっていないのです。
ディグリー占星術 松村潔（著）
マフラーと粋なシルクハット：冬の寒さや風、プレッシャーなどにも対応出来る余裕と備えがあり、スマートに物事にこなしていく様子。シルクハットはイギリスの紳士がかぶる、上品で仕事が出来る大人の男性のイメージですよね。知的で身分の高い人のイメージでもあります。実在ではありませんが、名探偵のシャーロック・ホームズもシルクハットをかぶっています。日本でシルクハットをかぶっている人を見かけることはほとんどありませんけれど、19世紀のイギリスでは、シルクハットは高貴な身分を象徴するものだったそうです。
14度で自分の限界も見極められるようになっているので、リスクが高くても、賢くうまく処理や対処が出来る高い地位を持つ大人になっているのでしょう。
※牡牛座15度と16度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
牡牛座16度 神秘を暴こうとする老人
牡牛座サビアン 第4グループ 16～20度 深い哲学的資質を自身の内から発掘する。
16度では反対のサイン、影の蠍座のエネルギーが入り込んできます。物質的・肉体的なものに関心を持ち、満足していた牡牛座が蠍座の影響を受け、目に見えないもの、神秘なものに関心を持つようになります。
16度：殻が打ち破られる
牡牛座16度 神秘を暴露するために空しい努力をする年を取った男
今までは自分の資質だけで満足するべきだった牡牛座が、自分の持っているものに飽きてしまい、もっと大きなものを外部に期待するようになります。結果として、自分自身の資質に眠る新しい可能性を発掘するきっかけが生まれます。
ディグリー占星術 松村潔（著）
自分が持っているものに飽きて、未知の可能性、外部に期待してあれこれ探し、なかなか満足せずに迷ったり失望したりもしながら、自分自身にとっての真の創造性を考える度数です。
なかなか思うようなものが見つからないかもしれませんが、自分自身の中に眠っている新しい創造性豊かな質を見出すきっかけとなるでしょう。
まとめ
牡牛座15度と16度のサビアンシンボルについて。
牡牛座15度 「マフラーと粋なシルクハットを身に着けた男」 金銭・経済関連の頂点。ビジネスや事業、経済面でのプレッシャーや圧力がかかっても、強く軽やかに立ち向かってかわす技術やノウハウを身につけます。
牡牛座16度 「神秘を暴こうとする老人」 自分が持っているものに飽きて、未知の可能性、外部に期待してあれこれ探し、なかなか満足せずに迷ったり失望したりもしながら、自分自身にとっての真の創造性を考える度数です。影の蠍座の影響を受け、目に見えないもの、神秘なものに関心を持つようになります。
