今日は、くまのぷーさん 心がスッキリする幸せのヒントという本から、くまのプーさんの禅語を紹介したいと思います♪
禅って難しいイメージですけれど、くまのぷーさんの可愛いイラスト入りで禅の言葉と説明が書かれていて、読んでいてなんだかホッとするのですね。そしてなぜかプ~さんだとわかりやすい!!
このくまのぷーさん 「心がスッキリする幸せのヒント」の本に載っていた禅語で、私がちゃんと意味と言葉を知ってたのは「一期一会(いちごいちえ)」の1つだけでした。
何故プーさんと禅語?!
何故プーさんと禅語なの?!いったいどんな関係なの?
それは本のまえがきに書かれてありました。
自然体で自由に毎日の生活を楽しんでいるプーは、意図せずに禅を理解しているのかもしれません。プーの行動は、素直な気持ちから発せられるもので、人を陥れようとする邪な気持ちとは無縁です。仲間とは分け隔てなくつき合い、困っていたら助けることが当たり前だと思っています。だからこそ、いとも簡単に無心に行動することができるのです。さあ、心優しいプーや100エーカーの森の仲間たちと一緒に、禅の世界に旅立ちましょう。
くまのぷーさん 心がスッキリする幸せのヒント
ウォルド・ディズニー・ジャパン 枡野 俊明
なるほど~!!。自然体で自由に毎日の生活を楽しむことが、禅や悟りの境地に近づくってことですね!!プーさんは禅の境地を体現してて、お見本になるってこと!?プーさんってよく考えたらすごいかも!!
柳緑花紅 やなぎはみどり はなはくれない
柳緑花紅
くまのぷーさん 心がスッキリする幸せのヒント
(やなぎはみどり はなはくれない)
柳は緑、花は紅色。そのありのままの色と姿をあるがままにとらえ、これが大自然の真理ととらえる禅の姿勢を表した言葉です。自分自身のことをありのままに受け入れるのはつらい時もあるでしょう。しかし、背伸びをする必要はありません。ありのままを受け入れ、自分だけの輝きに気づいてください。他人と自分を比べていると、自分の足りない部分にばかり目がいき、苦しくなります。花にはさまざまな色や形があり、どれも精一杯美しく咲こうとしています。それぞれが本分を全うしているのです。人も同じで、自分が持って生まれたものを愛して生きるべきなのです。
ウォルド・ディズニー・ジャパン 枡野 俊明
人には色々好き嫌いがあったり、これは駄目とかあれは駄目、こうすべきとか自分にも他人にも批判するような考えを持っているものです。ありのままの自分や人を受け入れるってなかなか難しい部分があるのですね。特に嫌いな部分とか、苦手な人とかは・・・。
柳が緑で、花は紅色。これだって「紅色なんか嫌いだー!!私は紫の花が好きなんだー!!」とか「花は白であるべき。」とかって思ったら、ありのままのその紅色の花のことは受け入れてないってことですものね・・・。まだ柳や花などの植物だったらありのままを受け入れられても、人間は難しい場合があります。
ありのままの自分、ありのままのその人間の姿や様子、態度とかを受け入れるって難しい時がありませんか?例えば、偉そうにふんぞり返って、些細なことで怒鳴る人を見て、そのままのその人を受け入れるというのは難しかったりします。嫌な人だなとか、その場に居たくないとか思って、嫌な気分になったりしませんか?
でもそれだと「柳は緑、花は紅」の禅語の言葉からは離れた態度を自分がとっているということになります。
その本によると、禅語は、お釈迦さまが弟子に説いたり、行動で示したことを弟子たちが修行の中で言葉にしたものだそうです。ありのままを受け入れて生きるって、思ってるより難しかったりもするものなのです・・・。いい言葉だなあ、で終わるのではなく、日常でそれを実践していく必要があるのですね。
自分や人の嫌なところ、欠点も含めて、そのありのままの姿を受け入れる姿勢も必要ってことなんですね。
考え方、思考の方向転換
私は人間を見て、イラッとしたり、気分が悪くなった時には、ちょっと動物を思い浮かべることにしています。
数年前に、「盗みを働いたり、いい加減なことや嘘ばっかり言う人は嫌いだー!!」って強く思ったりしたことがありました。でもある時に、動物の動画を見ていたら(※動物の動画を見て癒やされるのが私の趣味の1つです)、ウサギが仲間の人参を盗んで食べ、口にくわえて逃げ去っていく場面がありました。
その姿が、口に人参をくわえてるウサギの姿がとても可愛かったのです!!
人間が盗みを働くと、「けしからん!!」となるのですが、ウサギの盗みだったら可愛かったのですね。
まあ、なんて可愛いんでしょう!!
そっかそっかぁ~♪人参が美味しいから仕方ないよね。食べたかったんだもんね♪
人間だとそうはいかなかったのですけれど、ウサギの盗みは可愛いから許す!!他のウサギから盗んじゃ駄目とは思わず、ありのままの食いしん坊ウサちゃんでOK!!
人間も動物から進化したんだから、そういう動物的な衝動がある人がいるのも、なんだか理解したのでした。
小狡いのも、動物が生き抜く上での知恵でもあり、賢さでもある。人間も動物なんだからそういう人がいるのも理解したのですね。そう。それまでよりは、少しありのままの人を受け止めるようになったというのか。
世の中のずるい人とか嘘つきとか、邪な人とか・・・どうしてそんな風にするんだろうと、何かの時に引っかかって嫌な気分になってましたけれど、それ以来、そういう人達を見ても、いちいちネガティブにならなくなりました。いちいちネガティブな感情になるのも疲れますから・・・。
世の中にはいろんな人達がいるので、、、、ちゃんとそれぞれの人達のことを受け止めた後、適切な態度をとれるのと、「あいつは性格の悪い嫌な人だ。駄目な奴だ。」としか見れないのでは全然違います。
人それぞれ、自分も他の人も、植物も動物も・・・皆一生懸命生きてて、ありのままでいいんだ!!
「柳は緑、花は紅」の禅語はそれを教えてくれているんだなと思いました。
まとめ
くまのプーさん 「心がスッキリする幸せのヒント」の本より
禅語の柳緑花紅。(やなぎはみどり はなはくれない)
柳は緑、花は紅色。そのありのままの色と姿をあるがままにとらえ、これが大自然の真理ととらえる禅の姿勢を表した言葉です。
禅語って他にどんなのがあるんだろう?
もし興味が湧いたら、「心がスッキリする幸せのヒント」の本を読んでみてはいかがでしょう?