蟹座29度「双子の体重を測るミューズ」、蟹座30度「アメリカ革命の娘」のサビアンシンボルについて。
蟹座29度 双子の体重を測るミューズ
これまで親しんできた伝統的なものと新しいもの価値を比較し、未知のものも受け入れて、冷静に判断します。自分たちの経験と直感、両方を上手く活用します。知的な頭脳と創造的なインスピレーションを使い、自分にとって何が重要なのかしっかりと見極めます。
29度:価値の比較
蟹座29度 双子の体重を測るミューズ
ディグリー占星術 松村潔(著)
蟹座と獅子座の比較で、蟹座が共同体や集団との親しみを意味し、それに対して獅子座は独立性や個人的な創造意欲による冒険を意味します。誰の中にもこの二つは存在し、人によって特定の部分が強く出るでしょう。その比較によって生き方を模索することになります。
※蟹座29度と30度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
ミューズ(Muse)とは、主にギリシャ神話に由来する概念で、芸術や学問の女神たちを指します。知的活動をつかさどる九人の女神。創造的なインスピレーションを与える存在で、現代では「ミューズ」という言葉は、特定のアーティストや作家にとってのインスピレーションの源を指すことが多く、特に女性がその役割を果たすことが一般的だそうです。
アーティストの恋人や友人がそのインスピレーションの源となることもあります。

蟹座29度の人やこの度数の影響を受けている場合は、誰かの創造的なインスピレーションの源となったり、冷静に判断を下せる存在だということです。
創造的な活動と言えば、獅子座の要素ですよね。蟹座の最後の方の度数なので、かなり獅子座寄りになってきているということでしょうか。
蟹座29度のサビアンのキーワード
- インスピレーションの源泉
- 偏りなく判断する
- 未知のものと既存のものの融合
- バランス良く物事を見る
- それぞれのプラスとマイナスの面を公平に観察し、より良い判断をする
- 知性と直感をバランスよく使う
- 揺れ動く
- 左脳と右脳
- それぞれの価値を見極める
蟹座30度 アメリカ革命の娘
極端な位、集団や共同体を自画自賛して、素晴らしいと思う傾向があります。それが本当に良いものなのか、他と比較しないため、ただただ自分たちが良いと信じ込む気持ち。
国という集団で言うと、とても強い愛国心でしょうか。
30度:サインを吐き出す。今までのサインの特質が洗いざらい出て統合化され、同時に終わりの度数のために、ここから離れていかなくてはなりません。
蟹座30度 アメリカ革命の娘
ディグリー占星術 松村潔(著)
共同体の中に住んでいる人は、どんなにひどい状態であっても、ここは最高と言ったりします。それは比較することができないからです。そこに理屈はありません。
アメリカ革命: 1765年から1783年まで。アメリカ植民地が独立をめざしてイギリス軍と戦った戦争。
背景: イギリスの13植民地が、税金や法律に対する不満から独立を求めて反発。
- 1776年、独立宣言が採択され、アメリカの独立が正式に宣言される。
- 1781年、ヨークタウンの戦いでアメリカが勝利し、戦争の終結へとつながる。
結果: 1783年にパリ条約が結ばれ、アメリカ合衆国が独立国として認められる。
影響: 自由や平等の理念が広まり、他国の独立運動にも影響を与える
イギリスからの独立を宣言し、自由と平等を掲げる新しい国家を建設したアメリカ。これがこの度数に関係してくるかと思います。
アメリカを占星術で読む場合
「アメリカ」という国を(西洋)占星術で読む場合、独立宣言をした建国記念日である1776年7月4日の日付でホロスコープを作ります。
アメリカは蟹座生まれになります。愛国心を持って国を守る性質が強く出る国。現在のトランプ大統領が世界に向けて関税の導入を要求していますよね。自分の国のことしか考えていないとしか思えない、その理不尽さ。めちゃくちゃな要求をしているように私には思えます。これも愛国心から来ているのでしょうか。
アメリカ、最高!!守るぞ!!→他の国のことはどうでもよい?自分の国さえ良ければいいのか?
まるで蟹座30度の愛国心のようなかんじでしょうか?
トランプ大統領を後押ししている、アメリカ国民の集団心理もちょっとおっかないですよね。
まとめ
蟹座29度と30度のサビアンシンボルについて。
蟹座29度 「双子の体重を測るミューズ」 これまで親しんできた伝統的なものと新しいもの価値を比較し、未知のものも受け入れて、冷静に判断します。自分たちの経験と直感、両方を上手く活用します。知的な頭脳と創造的なインスピレーションを使い、自分にとって何が重要なのかしっかりと見極めます。
蟹座30度 「アメリカ革命の娘」 極端な位、集団や共同体を自画自賛して、素晴らしいと思う傾向があります。それが本当に良いものなのか、他と比較しないため、ただただ自分たちが良いと信じ込む気持ち。