昨日の太陽のサビアンシンボルは牡牛座29度「テーブルで働いている2人の靴職人」、
今日は牡牛座30度「古代の芝地をパレードする孔雀」です。
牡牛座29度 テーブルで働いている2人の靴職人
新しいものとこれまでの古く馴染んできたものとの間で揺れます。これまで大事にしてきたものと、新しいもの、それらの価値や意義、今後の方向性や発展していくかどうかなどをじっくり考えます。
例えば靴や服を買う時に、古いフォーマルなタイプのものと、流行のデザインのもののそれぞれの良いところ、悪い点などを考え、比較して迷います。牡牛座的な価値観と双子座的な価値観のどちらがよいか考えて、行ったり来たりするという度数です。
サビはんカードでは2人の靴職人が描かれていて、そのどちらが良いかあれこれと話し合ってる絵になっています。
新生活に飛び込みたいけれど、これまで馴染んできた生活に愛着もあったり、新しい事業を始めたいけれどこれまでの仕事も好きで残したいといったような、2面性(2人の靴職人、牡牛座と双子座)で揺れます。
自分の中で納得いくまで議論して、結局は新しい方向に進んでいきます。でも中には葛藤となる人もいるでしょう。
29度:価値の比較
牡牛座29度 テーブルの前の2人の靴職人
ディグリー占星術 松村潔(著)
牡牛座的資質と双子座的資質が向き合う様子が描かれています。古くて伝統的なものと新しいが軽薄なもの、そのようなものの比較と考えるとよいでしょう。どちらにも良いところがあり、片方だけでは決めづらいところがあります。。
※牡牛座29度と30度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
牡牛座30度 古代の芝地をパレードする孔雀
自分の才能や能力、芸術作品、伝統的なもの、感性を最大限に発揮して見せる。派手に表現する。持てるものを派手に全て放出して、次のサインに移っていきます。
「古代の芝地」というのは牡牛座の領域のことを指すのでしょうか。次の双子座へと移行する前に、これまで馴染んできた伝統的なもの、文化、芸術作品、遺伝的なものや才能。それらを派手に表現することによって放出して出し切ります。
孔雀が羽を広げた姿は美しいですよね。ただ日常空間でそのように表現すると、ちょっと派手すぎる面はあるかもしれません。
リオのカーニバルや浅草のサンバカーニバルのように派手に着飾ってサンバを踊りながら町を練り歩く。音楽に衣装。皆が熱狂してそのカーニバルに参加する様子は楽しいですよね。
昔で言うと紅白歌合戦の小林幸子の豪華な衣装・・・みたいなイメージでしょうか。
30度:サインを吐き出す。今までのサインの特質が洗いざらい出て統合化され、同時に終わりの度数のために、ここから離れていかなくてはなりません。
牡牛座30度 古代の芝地をパレードするクジャク
ディグリー占星術 松村潔(著)
今までの芸術能力や伝統、それまで非常に価値のあったものが売り尽くしセールのように安く売られていく状態です。最後の放出のため、非常に派手な表現力を持ちます。
まとめ
牡牛座29度と30度のサビアンシンボルについて。
牡牛座29度「テーブルで働いている2人の靴職人」 新しいものとこれまでの古く馴染んできたものとの間で揺れます。これまで大事にしてきたものと、新しいもの、それらの価値や意義、今後の方向性や発展していくかどうかなどをじっくり考えます。
牡牛座30度「古代の芝地をパレードする孔雀」 自分の才能や能力、芸術作品、伝統的なもの、感性を最大限に発揮して見せる。派手に表現する。持てるものを派手に全て放出して、次のサインに移っていきます。