昨日の太陽のサビアンシンボルは蟹座3度「毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男」、
今日は蟹座4度「ネズミと議論する猫」です。
蟹座3度 毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男
蟹座2度でどうしてよいのかわからなくなりました。蟹座3度では、鹿という動物的直感に導かれて無事歩んでいくことが出来ます。何かに導かれて答えやヒントが得られます。
毛深い鹿・・・野生のワイルドな動物、原始的なイメージですよね。野生の動物が本来持っている危険を回避したりする野生の勘に導かれて判断したり、道を選びます。
鹿も毛深いし、男も毛皮に包まれているので、雨風や寒さをしのぐことができ、守られているのでしょう。
3度:生産性
蟹座3度 毛深いシカを先導する毛皮に包まれた男
ディグリー占星術 松村潔(著)
正確には、毛深い鹿に先導される男だと思われます。すべての生命に共通の動物的な性質というものを判断の基準にして、個人の知性では及ばないものを探索します。これは脳の深い部分を活用するという意味です。常にこれが蟹座に共通した方針であると考えるとよいでしょう。それ以後、動物の部分がいつも行動の案内者となり続けます。情感で判断するというのはそういうことです。。
※蟹座3度と4度のサビアンの絵柄は吉田先生のサビはんカードを使用しています。
蟹座4度 ネズミと議論する猫
自分が有利な立場や状況でも低姿勢で相手の意見を聞いたり、理解しようとします。お互いの意見や主張を聞いて意見交換する姿勢。
4度:普遍化
蟹座4度 ネズミと議論する猫
ディグリー占星術 松村潔(著)
蟹座の集団的な価値のために、個人的な主張を少しずつ引っ込めていきます。有利な立場でも、相手の意見を聞くということが大切だということです。
蟹座の集団に入っていくためには、双子座までの個人的自我を捨てたり弱めたり、調整して、周りに合わせていく必要があります。この蟹座4度「ネズミと議論する猫」では、好き勝手する自由奔放な猫から、集団(※)を表すネズミに合わせて、周りの意見や主張も聞ける猫へと変わっていきます。
※「ねずみ算」という言葉の語源になっているように、ネズミは非常に繁殖力が強く、急速に増えていきます。
蟹座4度 ネズミと議論する猫のイメージ
この蟹座4度が関連している人の様子を見ていると、昔は人の言うことを聞かず、泣きわめいてギャーギャーと自分の意見を主張する人だったのが、コミュニケーションをしながら段々相手のことも理解し、周りの人の気持ちや状態、意見を考慮する大人になり、人間関係が円滑になっていってるのを見かけたことがあります。
その途中経過では自分の意見を言えなくて困ったりしている時期もありました。
ネズミと議論する猫も、自己中心的な猫から、周りとバチバチ議論する猫、ちょっと周りの意見を聞くようになった猫、自己主張できなくて弱腰の猫、相手も自分も大事にしながらコミュニケーションする猫と色々あるのだと思います。
あなたはどうでしょうか?
自分がこの度数を持っていなくても、サビアン360度のエネルギーは誰でも持っています。
周りと対等にきちんと意見交換や議論をして、コミュニケーションをしていける、大人な猫になれるとよいですね。
まとめ
蟹座3度と4度のサビアンシンボルについて。
蟹座3度 「毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男」 鹿という動物的直感に導かれて無事歩んでいくことが出来ます。何かに導かれて答えやヒントが得られます。
蟹座4度 「ネズミと議論する猫」 自分が有利な立場や状況でも低姿勢で相手の意見を聞いたり、理解しようとします。お互いの意見や主張を聞いて意見交換する姿勢。